最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2020年10月版です。
『Chooning』『fansfer』『推し花』『WakeAi』の、計4つのサービスをご紹介しております。
Chooning
音楽情報の共有サービス。
Spotifyで再生した曲にコメントを付けてシェアしたり、ユーザー同士で語り合ったりすることができるiOSアプリ。
Spotifyのアカウントが必須ですが、プランは無料でもOK。「音楽と向き合う時間をつくるサービス」としてリリースされ、開発者さんの書いた記事が話題になっていました。現在はAndroid版を開発中で、年内のローンチを予定されているそうです。
fansfer
匿名でプレゼントをやり取りできる配送サービス。
贈る人・もらう人の双方が個人情報を相手に知られることなく、安心・安全にプレゼントのやり取りができます。
fansferを利用すれば、ハンドルネームなどを用いて個人で活動している人でも、本名や住所を知られずに多くのファンからプレゼントを受け取ることが可能。YouTuberをはじめとした、「事務所に所属していない個人」のためのサービスとして注目を集めています。
推し花*
「推し」のイメージに沿ってお祝いの花を届けてくれるサービス。
好きなキャラクターやアイドルといった自分の「推し」を注文時に伝えると、そのイメージにぴったりのフラワーアレンジメントをオーダーメイドで作って送ってくれます。
サイズは4種類あり、一番小さいものだと3,300円から注文可能。生花に特殊な加工を施したブリザードフラワーを使っているため、花々を鮮やかなまま長期間にわたって楽しめます。「推し」は1人に限らず、カップリングやグループをイメージした注文も可能だそうです。
WakeAi
「買って応援、食べて応援」を促進する、社会貢献型通販モール。
感染症の流行の影響によって在庫を大量に抱えてしまっている事業者や生産者が、在庫を「訳あり商品」として出品・販売できるマーケットプレイス。
5月にリリースされた通販モール「Wakeari(ワケアリ)」と「Facebookコロナ支援・訳あり商品情報グループ」を統合して、新たにリリースされました。ユーザーは生産者を応援しつつ、普段は食べられないようなものもリーズナブルに購入することができます。
まとめ
以上、『Chooning』『fansfer』『推し花*』『WakeAi』の4つのサービスを紹介させていただきました。
中でも興味深く感じられたのが、『推し花』。最近は「花」のサブスクリプションサービスなども話題になっていましたが、「推し」を花で表現するという発想は目から鱗でした。実際、リリースされるやいなや注文が殺到し、しばらく新規受付を中止していたそうです。
ライブやイベントで目にする「フラワースタンド」ともつながる部分があるように感じられ(実際にそこから着想を得たのかはわかりませんが)、アイデアの掛け合わせによって生まれた新しいサービスのひとつ、なのかもしれません。