最近、ネットやニュースで話題になったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2021年10月版です。
『Parque』『Lansmart』『三文タンテキ』『名字マップ』の、計4つのサービスをご紹介しております。
Parque
ウェブ会議とチャットをひとつにした、コラボレーションツール。
社外の人にもURLを共有してウェブ会議に参加してもらったり、チャットやメモで情報共有をしたりできます。
ウェブ会議には機能が豊富に搭載されており、AIによる自動書き起こし、自動翻訳、複数の画面共有、コメントや絵文字を使ったリアクション機能なども。転職後の利用も想定しているなど、社内外の壁を感じさせない、つながりを促進するコラボツールです。
Lansmart
副業・フリーランスとのやり取りを一元管理できるサービス。
最小限の入力だけで、副業・フリーランスとの業務委託における契約・発注・請求をまとめて管理することができます。
本サービスを導入することによって、煩雑な入力による確認と更新の作業を大幅に削減することが可能。企業管理者の作業工数を1/2〜1/4ほど減らし、業務効率化を図れます。主に中小企業向けに提供されているようですので、興味のある方は問い合わせてみてください。
三文タンテキ
すべての文章を三文に要約できるサービス。
独自の自然言語解析技術を駆使した文章要約AI「タンテキ」の派生サービスとして、新たにリリースされました。
要約したい文章、あるいは記事のURLを入力すると、長い文章もまとめて三文に要約してくれます。もともとのサービス「タンテキ」は今後有料化するそうですが、「三文タンテキ」は無料のWebサービスとして使えるそうです。
名字マップ
日本全国の名字の分布を可視化できるサービス。
電話帳や住宅地図に記載された表札名、約4千万件のデータを都道府県ごとに集計し、地図化したサービスです。
各都道府県の絶対数だけでなく、各地にどれだけ集まっているかを相対的に比較して表示することも可能。絶対数だとどうしても人口が多い地域が濃く表示されますが、特化係数で比べれば、人口当たりの名字が多い地域を調べられます。
まとめ
以上、『Parque』『Lansmart』『三文タンテキ』『名字マップ』の4つのサービスを紹介させていただきました。
この1年で一気に普及した印象もあるチャットツールやWeb会議サービスですが、取引先によって使い分ける必要があるなどの問題も見聞きしていた近頃。そんななか、SNS的な使い方もできる『Parque』の登場は、少し気になる人もいるのではないでしょうか。
また、今月は『三文タンテキ』が話題になっていましたが、最近はAIを活用した文章サービスも盛況ですよね。文章要約に文章校正、はたまた小説の導入まで自動作成してくれるサービスも登場し、たびたびTwitterでも話題になっています。1人の物書きとしても気になりますし、この分野のサービスは今後も特にチェックしていこうと思います。