年が明けて、「電子書籍」に関してあちらこちらで大きな動きがあったようです。
講談社は“全コミック誌を紙と同時に電子版で配信する方針”を決定し、AmazonのKindleストアでは集英社の「グランドジャンプ」などの配信が開始されました。
昨年は『少年ジャンプ+』が創刊され、人気を集めたことで話題をさらっていましたが、この流れでまだまだ電子書籍界隈では動きがあることが予想されますね。動向が気になるところ。
そこで今回は、電子書籍の関連情報を知るに当たって、便利なサイトをまとめました。
ITmedia eBook USER
電子書籍/電子出版の今を知る、今が分かる – ITmedia eBook USER
大手ポータルサイト「ITmedia」の中でも、電子書籍の最新情報を集めるニュースサイト。やはり大手ということで信頼性と速報性が高く、こちらを確認しておけば、とりあえず大きなニュースを見逃すことはないと思います。
ダ・ヴィンチニュース
ダ・ヴィンチニュース | 人生に、ちょっと役立つ知識と知恵を
現・角川グループの月刊誌『ダ・ヴィンチ』の電子版サイト。総合ニュースサイトながら、電子書籍カテゴリーでは「オススメレビュー」や「セール情報」も取り扱っています。
もともと「本」に特化した雑誌を扱っていることもあり、特にレビューは有名・無名、ジャンルを問わず様々な本が取り上げられている模様。気になる1冊が見つかるはず。
ブックベリー
電子書籍に特化したニュース・コラムを掲載している、ブックベリー。
読書好きのメンバーが集ったプロジェクト「Bookbery」が運営しているということで、他のニュースサイトにはない独自の視点や切り口による記事が魅力的。電子書籍ストアの動向についても頻繁に言及しており、参考になります。
見て歩く者
フリーライター、鷹野凌さんの個人ブログ。鷹野さんは上記の「ITmedia eBook USER」や「ダ・ヴィンチ電子ナビ」などにも関連記事を寄稿している、電子書籍界隈の草分け的存在でもあります。
最新の電子書籍事情を学ぼうとするのであれば、要チェック。毎週「出版業界関連の気になるニュースまとめ」を投稿しているので、そちらで見逃しがないか確認できるのもありがたいですね。
電書コミックリサーチ
電子書籍の中でも「コミック」に特化した、セール情報サイト。
大規模な割引セールから、新作情報、期間限定の無料配信などまで網羅しています。更新頻度も高く、普段から電子書籍でコミックを読んでいる人には間違いなくおすすめできるサイトです。
きんどう
僕もお世話になっております。主にAmazon Kindleストアに特化した、Kindle作品の情報サイト。
毎日のセール情報、新刊情報、おすすめ作品など、取扱商品数の多いはずのKindleストアの情報をほとんど紹介してしまおうというくらいの意気込み。毎日何本も記事を投稿しており、情報量は圧倒的です。
Koboでいいのだ。
Koboでいいのだ。|楽天Koboのクーポン・セール・新刊まとめ
こちらは、楽天Koboに特化した電子書籍情報サイト。
トップページのデザインが分かりやすく、パッと見でセール・無料作品のまとめ情報にアクセスできる親切設計。Koboも商品の取り扱い数とユーザー共に多いため、為になるとサイトのファンも多いようです。
無料コミックのでんしょ!
GMOインターネットの運営する、電子コミックの価格比較サイト。
Kindle、iBooks、DMM、BookLive!、楽天kobo、ひかりTVブック、honto、BOOKWALKER、eBookJapan、renta!とストアを横断した電子コミックの検索が可能で、非常に便利です。
kdp名鑑
kdp名鑑 | 無料小説&KDPsample、レビューが読めます
Amazon Kindleストアで自分の作品を電子出版できるサービス「Kindle Direct Publishing」を利用して販売されている、いわゆる「KDP本」のレビューサイト。
数多くのKDP本が既に出版されていますが、まだ読者数が少なく、表紙やタイトルだけでは購入の判断もしづらいという状態。そんな中でこのようなレビューサイトの存在は、買って欲しい作者にとっても読んでみたい読者にとってもありがたいものです。
ブクログ
読書ファンの中には、愛用している人も多いのではないでしょうか。自分の読書記録を「本棚」に収めて共有できるサービス。
自身の読書の記録だけでなく、他人の感想を参考にできるレビューサイトとして使うことも可能。さらに、前述のKDP本など電子書籍ストアの本も登録できるため、口コミによって電子書籍を広める・知ることができます。
以上、電子書籍に関するおすすめの10サイトでした。
これからますます電子書籍周辺の話題は増えていくと考えられるので、このように情報を整理してくれるサイトの存在はありがたいものです。
中にはTwitterで同様の情報発信を行なっているアカウントも結構あるようなので、そちらも参考にすると良いかもしれません。