これまで、イベントを主催するには参加者数の把握やチケットの手配など、個人で運営するには手間も時間も必要となる、大変なものでした。
ですが最近は、ウェブ上でそれらを全て管理できる、便利なサービスも数多く現れてきています。
イベントの告知ページが簡単に作れるだけではなく、チケットの販売、参加者の管理など、イベント開催に関わる多くのことをカバーしてくれるサイト。セミナーやトークイベントといった中規模の催し事に限らず、勉強会やオフ会など、個人で利用する人も増えてきました。
今回は、そのようなイベント決済サイトの中から、特に頻繁に利用されているサイトを4つ、まとめました。
※「Yahoo!リアルタイム検索」を用いて、TwitterとFacebookでの30日間の言及数を基準としています。
4位 Zusaar
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“決済できるソーシャルイベントプラットフォーム”、Zusaar。
誰でもイベント作成、ソーシャル集客、事前決済などの基本的な機能の他に、非公開イベントの設定や、会場探しのサポートサービスなども提供しています。
3位 everevo(イベレボ)
407ツイート&いいね!
“イベントSNS”こと、everevo。
無料イベントに関しては手数料0円、有料の場合はチケット販売金額の5%、あるいは会場払い手数料5%が、利用料金となっています。
スマートフォンはもちろん、フィーチャーフォンからでもチケット購入が可能というのは、ありがたい仕様と言えるのではないでしょうか。
2位 ATND(アテンド)
3178ツイート&いいね!
シンプル&簡単な操作・運営が特徴のATND。
大規模なイベントというよりは、小さな勉強会や、ちょっとした食事会、さらには「暇な人集まれ~」的なユルいオフ会の募集も数多く見られ、個人で広く利用されているような印象を受けます。
面倒な会員登録なども必要なく、Twitter、Facebook、Google他のウェブサービスのアカウントでログインすることが可能。特定のコミュニティのオフ会で頻繁に利用されているイメージが強いですね。
1位 Peatix
3838ツイート&いいね!
“3人のワークショップから3万人のフェスまで”、多目的に活用できる、Peatix。
何と言っても、スマートフォン1台で完結できてしまう、電子チケットが特徴。イベントページにアクセスし、カード・コンビニ・ATM・PayPalで簡単決済、イベント当日は、アプリのチケット画面を見せるだけで入場可能、というお手軽さ。
サービス開始当初は、ITやネットに詳しい一部のギーク向けのシステムといった印象でしたが、最近では一般的なセミナーやトークイベント、ライブなどの場でも、当たり前に目にするようになりました。
まとめ
海外発のサービスも含めれば、結構な数が見つかる、イベント決済サイト。ざっと調べてみた限りでは、Twitterやブログなどを発端とした、個人で開催するイベントやオフ会に関してはATND、10人以上のセミナーやトークイベントに関してはPeatixが、それぞれよく利用されているような印象を受けました。
主催者側として使う場合は、それぞれのシステムの使い勝手や手数料なども比較する必要が出てくると思います。イベントの規模感や、どのような人たちが集まるのかといった質によっても使い勝手の違いが出てくるはずなので、それぞれを試しに使ってみた上で検討してみるのが良いかもしれません。