今月、新たにリリースされたWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。
ChatCast、nekonote、壱ポイント、hi!など、8つの新規サービスをご紹介しております。
YouTube Music
ご存知、インターネット動画サイトの最大手「YouTube」が提供する音楽配信コンテンツ「YouTube Music」が公開となりました。
ユーザーごとにおすすめの楽曲を示してくれるレコメンド機能やラジオなどを取り揃えた、スマートフォンアプリ。定額の映像配信サービス「YouTube Red」の会員になることで、広告非表示や便利な機能の恩恵なども受けられるようになるとのことです。
ChatCast
ネットではおなじみの「チャット」に焦点を当てたサービス。チャット形式で会話したログを編集し、コンテンツとして投稿ができるプラットフォームとなっています。
ポートメディカル
インターネットを介した、遠隔医療プラットフォーム。厚生労働省によって「遠隔診療」のガイドラインが通知されたことを追い風に、自宅に居ながらにして医師の診療を受けられるサービスとしてリリースされました。
nekonote
リノベーション事業を展開する「リノベる」がリリースした、工務店向けの現場管理ツール「nekonote」。資料整理やノウハウのまとめ、連絡などをすべて担うコミュニケーションアプリとして作られました。現在、β版が無料提供中。
hi!
タグでつながるマッチングSNS「hi!」。Facebookアカウントでログインし、自分の関心のある情報をタグとして登録。親和性の高いユーザーとマッチングすることで、主に「趣味友」を見つけるツールとして利用されています。
FamiBiz
一般社団法人日本ファミリービジネスアドバイザー協会が公開した、情報ポータルサイト「FamiBiz」。ファミリービジネスにおけるさまざまな課題を解決するための情報提供として、コラム掲載やセミナー開催を予定しています。
資格Zine
試験合格、仕事への活用を目指すエンジニアのためのIT系資格メディアとして公開された、「資格Zine」。資格取得を目指すITエンジニアの学習方法をはじめとして、スキルマップなどを作成することでコンテンツの充実を図っていくという話です。
壱ポイント -ichi point-
日本の「粋」を集めたコンテンツ連動型通販サイト「壱ポイント」。単なる通販サイトにとどまらず、職人インタビューや伝統文化を紹介する連載漫画など、取り扱う商品に関わる情報を、コンテンツとして積極的に発信しています。
まとめ
SNS好きの身として、個人的に特に気になるのは「ChatCast」でしょうか。チャットと言えば、ネット黎明期~普及期にかけてのコミュニケーションツールという印象も強いですが、今なお現役かつ新たな形態のサービスが登場しているのは興味深くもあります。
他方では、誰もが知っているおなじみのSNSに対して、医療や学習など個々の分野に特化したサービスが続々と公開されているのもおもしろいですね。よほど話題にならないかぎりは知る由もありませんが、自分たちの知らない分野では多彩なサービスが展開され、活躍している様子。
あまりに情報が多すぎるがために、ネット上では「誰もがよく知るサービス」を使うことが確実という印象も強いが、他にも選択肢はさまざま。あるツール・アプリは選択肢のひとつでしかないことを意識したうえで、自分にぴったりのサービスを探してみてはいかがでしょうか。