最近、新たに公開され話題となったスマホアプリの中から、個人的に気になるものをまとめました。2016年2月版です。
「nine」「ミルピク」「GROW」「瞬間英文法」「アリスオーダー」の、計5つのアプリをご紹介しております。
nine
写真共有アプリ・Instagramを利用した、マッチングアプリ。過去に「いいね」が多かった写真を自動で選別し、並べてコラージュ。自分と類似のユーザーがマッチングされる仕組みになっています。
ミルピク
「女子高生社長」として話題になった代表が創業した、AMFによる画像検索アプリ。“女の子向け究極の暇つぶしアプリ”を謳っており、“カワイイ”画像の検索・投稿・キュレーションなどが可能となっています。
GROW
朝日新聞とInstitution for a Global Societyの協力のもと提供開始となった、大学生向けの逆求人就活アプリ。ユーザーの現状把握に始まり、優秀な人材となるための成長をサポート、企業とつなぐマッチングまでを一括で支援するアプリです。
瞬間英文法
レアジョブが新たにリリースした、英文法学習アプリ。英語力の基礎となる、聞く・話す・読む・書くに共通して必要となる「英文法」に焦点を当て、繰り返しパターン学習によって文法力の定着を図るアプリです。最短10秒から取り組める手軽さが、ウリのひとつとなっています。
アリスオーダー
スクウェア・エニックスから発表となった、新作ゲームアプリ。おなじみのターン制、シンプルなシミュレーションRPGながら、豪華スタッフが集結したことで注目を集めています。サービス開始に伴い、さまざまなキャンペーンも展開中。
まとめ
今回ご紹介したアプリはどれも全く別ジャンルのサービスですが、蓋を開けてみると他方では、宣伝方法が非常に多岐にわたっているという違いも見られました。
冒頭の「nine」に関しては昨年末にティザーキャンペーンが催され、世界で1500万人に使われるという実績を叩き出しており、「ミルピク」は“女子高生社長”という肩書きを前面に出すプロモーションを展開、「アリスオーダー」は秋葉原ジャックイベントなどを開催しております。
ジャンルは違えど、どれも等しくスマートフォンアプリ。なれど宣伝の手法は多種多彩になっており、個性が色濃く出ていておもしろいですね。本サービス開始前から仕込みを入れておくか、制作者たる“中の人”による波及効果を狙うか、現実世界を巻き込んで広く認知させるか。
数あるアプリの“中身”を比較するのもそうですが、その“外”部分となる「宣伝」「広告」の視点についてもさまざまな考え方があり、注目しておきたい要素のひとつだと言えそうです。