SEOでは、競合のチェックが欠かせません。本記事ではGoogle AdSenseのキーワードプランナーを使って、キーワードの競合度を確認する方法をご紹介します。
競合度を確認する方法
それでは競合度を確認する方法について見ていきましょう。キーワードプランナーの使い方については、本連載の第3回の記事で取り上げているのですが、今回はもう少し踏み込んで見ていきたいと思います。
キーワードプランナーをひらく
それでは、Google AdSense(Googleアドセンス)のキーワードプランナーを使って競合度を確認していきましょう。Googleのアカウントを用意して、下記リンクからGoogle AdSenseにログイン。キーワードプランナーのページをひらいてください。
Google AdWords: Keyword Planner
「運用ツール」から「キーワード プランナー」を選択して、キーワードプランナーのページに移動します。
検索ボリュームを調べる
競合度は、キーワードプランナーから確認できます。左上の「フレーズ、ウェブサイト、カテゴリを使用して新しいキーワードを検索」をクリックして、表示された入力欄にキーワードを入力します。
画面下の「候補を取得」ボタンをクリックすると、検索ボリュームが表示されます。下記のような画面になるかと思います。
競合度を確認する
ここからが本題です。表示された画面を見てみると、中央に棒グラフが表示されていますね。
これは検索ボリュームと呼ばれるものです。検索ボリュームとは、そのキーワードが検索に使われている回数のこと。数が多ければ、それだけたくさんのユーザーが検索に使っていることになります。
その下に、表がありますね。「キーワード候補」タブをクリックしてください。
すると、先ほど入力したキーワードに関する、候補が表示されました。
今回のテーマである、競合度(競合性)も表示されています。
競合性の列を見ると、「高」「中」「低」の3つが表示されていますね。競合性とは、簡単に言うとライバルの多さです。
競合性 | 意味 |
---|---|
高 | たくさん検索されている(ライバルが多い) |
中 | 検索回数は普通 |
低 | あまり検索されていない(ライバルが少ない) |
競合性が高いということは、それだけライバルが多いということ。SEOのキーワードとして選ぶにはハードルが高く、上級者向けのキーワードということになります。
一方で競合性が低い場合は、ライバルが少ないと考えてOKです。ライバルが少ない分、SEOでの結果も得やすいでしょう。SEOにはじめて取り組む方や、スタートして間もないサイトの場合は競合度が低いキーワードを使っていくことをおすすめします。
あとがき
正しいキーワード選びのためにも、競合度の確認は非常に大事なステップです。キーワードプランナーを使えば簡単にチェックできるので、サイト制作時だけでなく、定期的に確認するようにしましょう。