SEOで成果を上げるためには、競合について知ることが欠かせません。本記事では、競合について調査するための3つの方法について解説します。それぞれの方法で使える、便利ツールについてもご紹介しています。
検索ボリュームを調べる
最初の方法は、検索ボリュームから競合について知る方法です。検索ボリュームとは、そのキーワードがどれくらい検索されているかを示す数値のこと。検索ボリュームを見ることで、競合が多いのか少ないかを知ることができます。
検索ボリュームは、Google AdWordsのキーワードプランナーを使って確認できます。
Google AdWords: Keyword Planner
キーワードプランナーの使い方については、本連載の第3回の記事と第5回の記事で詳しくご紹介しています。キーワードプランナーでわかる検索ボリュームとは、そのキーワードがどれほど使われているのかがわかる数値のこと。
検索ボリュームが多いということは、たくさん検索をされているキーワードということになります。競合がたくさんいる、ということですね。一方で、検索ボリュームが少ない場合は競合が少ないということです。
SEOで効果を上げるには、競合が少ないキーワードで勝負するのが鉄則です。競合が少ない方が結果が出やすく、またロングテールSEOにもよいです。
検索結果を調べる
次は、検索結果を調べる方法です。Googleなどの検索エンジンを使って、候補の検索キーワードを入力します。
※パーソナライズド検索(ユーザーごとに検索結果をカスタマイズして表示する機能)をオフにすることを忘れないようにしてください。Chromeの場合は、「プライベート ブラウジング(シークレット モード)」を使うようにしてください。
Googleの検索結果は、ユーザーにとってためになる情報が表示されます。そのため、検索結果からはユーザーによく見られているページがわかります。これが、競合サイトにあたるのです。
検索結果に表示されているサイト(ページ)の内容を調査して、自社サイトで重点を置くキーワードや、提供すべきコンテンツを精査していきましょう。
競合サイトを調べる
3つ目の方法は、競合サイトを調べる方法です。競合サイトが対策しているキーワードや内部SEO、提供しているコンテンツについて調査をします。
競合サイトについて調べる方法ですが、専用のツールがあります。競合サイトについて簡単に調べられるので、活用してください。
SimilarWeb
SimilarWeb(シミラーウェブ)は、競合調査のツールとして有名なツールの一つです。競合サイトのURLを入力するだけで、簡単に競合について知ることができます。
SimilarWebPRO(シミラーウェブ)日本語サイト|競合サイトWebサイト解析ツール
SimilarWebの具体的な使いかたは以下の2つの記事で述べています。ぜひ参考にしてください。
SEOチェキ!
SEOチェキ!は無料で使えるSEOチェックツールです。URLを入力するだけで、サイトのSEO情報や被リンクなどを確認することができます。
こちらはURLを入力するだけで情報が一覧表示される簡単なツールです。ライバルサイトのSEO情報や、被リンクを確認する重要性は以下の記事を参考にしてください。
あとがき
これまでの記事で、キーワード選びや競合調査の方法について見てきました。いよいよ次回は、コンテンツの作り方です。検索上位を勝ち取るためには、コンテンツが第一。ユーザーの視点から、良いコンテンツを提供していきましょう。