前回までで、キーワード選びや競合調査など、SEOの基本となるトピックについて解説してきました。今回からは、いよいよコンテンツの作り方について解説していきます。
良いコンテンツなくして、検索上位は得られません。SEOに強いコンテンツを作成して、検索上位を狙っていきましょう。
コンテンツ作成については、下記の記事も参考にしていただければと思います。
SEOに強いコンテンツの作り方
それでは早速、SEOに強いコンテンツの作り方について見ていきましょう。まずはタイトルの作り方から。
1.タイトル
タイトルは、そのコンテンツがSEOに強いか否かを決める最重要ポイントです。なぜかと言うと、ユーザーのほとんどはタイトルを見てその記事(コンテンツ)を見るかどうかを決めているから。Googleなどの検索エンジンも、タイトルは重視しているのです。
ここではSEOに強いタイトルをつけるための、3つのポイントについて取り上げています。
1-1.文字数は32文字を目安に
タイトルは、長すぎてもいけませんし、短すぎてもいけません。検索エンジンやコンテンツが掲載されるメディアによっても変わるのですが、おおむね32文字を超えた辺りからタイトルの後半が省略されることが多いです。タイトルの文字数は32文字を目安にするといいでしょう。
1-2.前半にキーワードを入れる
タイトルには必ずキーワードを入れるようにしてください。特に、タイトルの前半に入れることが大事です。SEOにも強くなりますし、ユーザーへのアピールにもなります。
ただし、あくまで自然に入れるようにしてください。無理にキーワードを詰め込んだり、内容がわかりづらくなってしまっては本末転倒だからです。
1-3.クリック欲を訴求させる
タイトルは魅力的な内容にしなければいけません。誰にとって魅力的かというと、そうです、ユーザーですよね。ユーザーに「おもしろそう!」とか「ためになりそう!」と思ってもらわなければ、コンテンツを見てもらえません。
タイトルは、コンテンツの内容をわかりやすく表現しつつ、ユーザーの目を惹くように意識してください。あえて否定してみたり、命令調にしてみることもいいでしょう。タイトルは重要なだけに、奥も深いです。いろいろと工夫しながら、SEOに強いタイトルを目指してください。
2.本文(コンテンツのメイン部分)
次はコンテンツのメインとなる、本文の作り方についてです。重要ポイントを4つに絞ってご紹介します。
2-1.アイキャッチ画像は忘れずに設定する
ブログ記事などのトップに表示されている大きな画像のことを、アイキャッチ画像と呼びます。SNS投稿時にも表示される画像ですね。アイキャッチ画像があるとユーザーの印象に残りますし、本文も読んでもらいやすくなります。忘れずに設定するようにしましょう。
2-2.画像やイラストを多用する
スマホが普及した今では、片手間にHPを見ているユーザーも多いです。そのため、文章だけをしっかりと見てくれるユーザーはそう多くはありません。
内容を素早くつかんでもらうためにも、ユーザーを飽きさせないためにも、適度に画像やイラストを載せるようにしましょう。文字がびっしり並んでいるコンテンツよりも、その方が読む気になりますよね。
2-3.見出しで区切る
ユーザーがコンテンツを読みやすいよう、見出しを使うようにしましょう。見出しの階層(h1やh2タグなど)を整えることで、ユーザーだけでなくGoogleなどの検索エンジンにとっても読みやすいコンテンツにできます。
2-4.自身が伝えたいこと<ユーザーが知りたいこと
SEOに強いコンテンツは、ユーザーにとっても魅力的なコンテンツです。GoogleやYahoo!などの検索エンジンも、ユーザーのためになる良いコンテンツを検索上位に表示します。検索キーワードに沿ってこちらが伝えたいことだけでなく、ユーザー目線で魅力的な内容を意識するようにしてください。
*ユーザーにとっての魅力とは
例えば「あんぱん 皮」と検索するユーザーがいるとしましょう。このユーザーが知りたいのは「皮が美味しいあんぱん」でしょうか。それとも「あんぱんのおいしい皮の作りかた」でしょうか。そして、あなたがより魅力的に伝えられるのはどちらでしょうか。このように検索するユーザーの気持ちを想定し、それらのニーズを満たす記事を書くことがユーザーにとっての魅力的なコンテンツです。
あとがき
SEOで効果を上げるには、継続的にコンテンツを提供していくことが大切です。ロングテールSEOでも、継続することが大事でしたよね。また、必要であれば過去に公開したコンテンツを編集(更新)することも必要です。
ご紹介したポイントを参考にしていただき、SEOに強いコンテンツを作っていってくださいね。