“ホリエモン”こと、堀江貴文さんが仮釈放となったのは、2013年3月のこと。00年代から、プロ野球球団の買収、ニッポン放送の買収、総選挙への立候補などによって注目を浴び、いわゆるライブドア事件で時の人に。収監後もメールマガジンや出版などの活動を精力的に行なっていました。
現在も各方面で注目を集め続けており、熱狂的なファンも多い堀江さん。そんな彼の仮釈放後の足跡を辿りました。
2013年3月27日朝、長野刑務所から仮釈放
今日午前7:40くらいに仮釈放になりました!皆様いろいろ収監中はお世話になりました。ありがとうございました。無事仮釈放(刑期の74%)を貰う事ができました。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) 2013, 3月 27
堀江さんが仮釈放されたのは、2013年3月27日朝のこと。刑期を7ヶ月残しての仮釈放でした。同日夜に開かれた記者会見では、模範囚として真面目に作業に取り組んだことが評価されたのではないか、と話しています。
この記者会見に関する報道では、「ホリエモン、仮釈放!」のような見出しと共に、見た目が大きく変わったことを取り上げて報道していたメディアが多かったように記憶しています。
会見の文字起こしを見ても、収監時に95.7kgあった体重が、67.3kgまで落ちたとのこと。実際、メルマガの一部を抜粋し紹介する、“堀江貴文の「ダイエットなう。」”という連載もあったようですね。
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- 堀江貴文 ホリエモン 仮釈放 記者会見 [高画質HD]2013-327 – YouTube
- 3月27日 堀江貴文 仮釈放後メッセージ ‐ ニコニコ動画:GINZA
仮釈放期間と、その後
晴れてシャバに出たとは言え、11月まではまだ「仮釈放」の身。その中でいろいろと思うところもあったらしく、お上の事情でスケジュールをたびたびキャンセルされる状況にやきもきしていたそうです。
その一方では、たびたびTwitterでの発現が話題となったり、講演に参加したり、商品のプロデュースに携わったりと、多方面で活動されていました。
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- 【Twitter】ホリエモンが失礼なツイートにブチギレ「マジで通報するぞ」 – エキサイトニュース
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刑期満了後はクラウドファウンディングを利用して資金を集めるなどして、さまざまなプロジェクトに積極的に関わり始めることになります。また、2014年始めの東京都知事選挙では、起業家の家入一真さんを応援したことでも話題となりましたね。
- ホリエモンによる、どこでもだれでも生放送を配信できる「バルクライブ」プロジェクト – CAMPFIRE(キャンプファイヤー)
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- ホリエモン「私が都知事選で家入一真を応援した理由」 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版
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グルメアプリ「TERIYAKI」
堀江さんが関わったプロジェクトとして注目されたもののひとつに、グルメアプリ「TERIYAKI(テリヤキ)」の存在があります。基本無料の課金制サービスとして、2013年11月3日にリリース。「テリヤキスト」と呼ばれるグルメキュレーターがそれぞれ、おすすめの飲食店を紹介しているアプリです。
2014年3月の段階で掲載店舗数が1,100店を超えたとのことで、今なお情報量は増加傾向にあると考えられます。ユーザー数は発表されていませんが、2014年9月の全面リニューアル後のインタビュー記事では、100万人を目指しているという話でした。
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- ホリエモンがグルメアプリをプロデュース!その名も「TERIYAKI」(テリヤキ) – NAVER まとめ
- 「私がホリエモンと働くことを選んだ理由」|TERIYAKI新編集長 廣井那佳子の決断 | CAREER HACK
トークアプリ「755」
他に堀江さんが関わったアプリと言えば、トークアプリ「755(ナナゴーゴー)」があります。その最初の動きは、2013年6月にまで遡ります。株式会社サイバーエージェントの藤田晋社長が新子会社を設立し、堀江さんがファウンダーとして関わっている、という話が挙がっていました。
その後、2014年2月に「7gogo」としてリリース。同年末~2015年始めにかけてテレビCMが展開されたことで、大幅にユーザー数が増加したようです。
このテレビCMの効果はすさまじく、2015年1月3日までの約10日間で、約200万ダウンロードを上乗せし、累計250万ダウンロードを突破。1月27日は350万ダウンロードを達成し、著名人・芸能人などのオフィシャルユーザーも1,000人を超えたとのこと。今、乗りに乗っているアプリのひとつと言えるでしょう。
CMでは「芸能人と交流できる新世代トークアプリ」として、AKB48とE-girlsを起用した広告を展開したことが、ユーザー数の急増につながっているようです。他にも、政治家や企業家など、多彩なオフィシャルユーザーを取り入れたことで、幅広いユーザー層の獲得も進んでいるとか。
これからのサービス拡大に、ますます期待が高まりますね。個人的には、パソコンからも書き込みができるようにしてもらえると嬉しいのですが……(ボソッ
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これから
以上、堀江貴文さんの、ざっくりとした2年間の足跡でした。細かい活動や発現を取り上げると、かなり膨大な量になりそうなので、このくらいで。