インターネットを巡る旅

サラリーマンの味方『富士そば』のメニューをまとめてみた

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首都圏住まいの人で、『富士そば』を見たことのない人はほとんどいないのではないでしょうか。関東を中心に100店舗以上を展開しており、「出先の駅前で食事に困ったときにお世話になった」というサラリーマンの方も少なくないのではないかと思います。

 

正式名称『名代 富士そば』は、その店舗の大半を駅前に持つ、立ち食いそば・うどんのチェーン店。現在はほぼすべての店舗に椅子が備え付けられており、“立ち食い”のイメージはなくなりつつあります。ただ、気軽に寄って短時間で食事を終えられるという印象は強く、そのお手軽感が人気の理由のひとつとも言えるでしょう。

 

さて、そんな『富士そば』について――僕も知らなかったのですが――、飲食チェーン店としては珍しく、なんとインターネット上にメニューが掲載されていないという話。公式サイトを見ても確かに、「味へのこだわり」としてメインメニューに関して簡潔に触れられてはいるものの、細かい「メニュー表」の類は見つかりません。

 

ネット上で挙がっていた声によれば、「店ごとに独自メニューがあるから」が理由として考えられるそうな。

 

 

なるほど……少し検索しただけでも、個性豊かなメニューが取り揃えられている様子。と考えれば、店ごとに逐一確認するわけにもいかないでしょうし、公式サイトでメニューがまとめられていないのにも納得がいきます。

 

とは言え、ホームページでも「生そば」や「かつ丼」については言及されているように、『富士そば』全体としての基幹メニューはもちろんあります。そこで今回は、そんな『富士そば』の代表的なメニューを、ざっくりとまとめてみました。

 

丼・ご飯もの・セットメニュー

『富士そば』店舗の食券機を見てみると、その多くは「丼・ご飯・セット」「温かい」「冷たい」という分類でメニューボタンが配置されているようです。まずは、「丼・ご飯・セット」から見て行きましょう。

 

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ひときわ目を引くのは、やはり「かつ丼」ですね。お店前の看板・のぼりを見るかぎりでも、「かつ丼が安い!」ということを打ち出している店舗が大多数となっています。それだけでは足りない人のために、セットメニューも充実。

 

「丼」メニューに関しては、お店によってその充実度合いは異なる様子。こちらの六本木店では「とろろ丼」「かき揚げ丼」「ひれかつ丼」などのセットが用意されていますね。中には「かつ丼」だけの店舗もありますし、ベーシックな「牛丼」あるいは色モノを提供しているお店もあります。

 

温かいメニュー

続いて、「温かい」メニューを見てみます。そば・うどんのバリエーションですね。

 

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「かけ」「玉子」「わかめ」「きつね」「たぬき」「肉(富士)」「天ぷら」などなど、そば・うどん店でおなじみのメニューがひと通り揃っています。個人的な印象ですが、「カレー」「コロッケ」「ちくわ天」「ほうれん草」あたりも多くの店舗で取り扱っているような。

 

上記画像では「ゆず鶏ほうれん草」「山菜」「鴨南蛮/鴨せいろ」といった形で微妙に名称がアレンジされている形。他のお店でも、「温泉玉子」「月見」「きのこ」などのバリエーションが見られるので、ちょっとした違いを比較してみてもおもしろいかもしれませんね。

 

冷たいメニュー

最後に、「冷たい」メニュー。基本的には、「温かい」同様におなじみの献立が並びます。

 

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「もり」「ざる」「冷し肉(富士)」などなど。店舗にもよりますが、だいたいの場所では「大盛り」「特盛り」の類のメニューが存在。「冷やし月見とろろ」とか、色合いも良くて個人的には好きです。

 

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この店舗では「朝食」メニューも用意されているようですが、場合によっては「ビール」や「おにぎり」、さらには季節限定のメニューを提供していることも。24時間営業ということもあり、メニューの幅も広くなっているという印象ですね。

 

まとめと補足

以上のように、「立ち食いそば店」としてベーシックなそば・うどんだけでなく、店舗によっては個性豊かなメニューも取り揃えている、『富士そば』。

 

もしかすると中には、牛丼チェーンなどの注文方法に慣れきっており、富士そばのシステムがわからない……という人もいるかもしれませんので、ざっくりとまとめておきますね。

 

1. 食券を買う

2. カウンターで店員さんに食券を渡す

3. 半券を受け取り、しばらく待つ

4. 「○○をご注文のお客様~?」のように呼ばれるので、カウンターまで取りに行く

5. 席に座って食う

6. 食べ終わったら、カウンターの「返却口」に食器を返す

7. ごちそうさまでした!

 

流れとしては、このような形。食券制の牛丼チェーンのように店員さんの案内があるわけではありませんので、自分で席を確保したうえで、カウンターで食券を渡すようにしましょう。お水もセルフサービスとなっているので、食券を渡して席に戻る道中、冷水機から汲んでくる感じで。

 

注意点としては、商品を受取る際には「メニュー名」で呼ばれる場合と、「半券に記載された番号」で呼ばれる場合がある点。どちらかと言えば後者のほうが多い印象がありますので、半券はなくさず持っておくように。

 

また、食券の表記によっては、注文の際に「そばorうどん」「温かいor冷たい」を言う必要もあるため、要注意。だいたいは店員さんが確認してくださると思います。トッピングを追加する場合にも、注文の際に一声かえるようにしましょう。

 

というわけで、以上、忙しいサラリーマンの味方こと『富士そば』のメニューのまとめでした。……書いていたら無性に食べたくなってきたので、かつ丼を食いに行ってきます。うむ。

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けいろー

フリーライター。ネットカルチャーと共に育ってきたゆとり世代。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレット等。

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