最近、新たに公開され話題となったスマホアプリの中から、個人的に気になるものをまとめました。2016年4月版です。
「Clip」「ウリドキ」「Cotobe」「meetApps」「Bocci」の、計5つのアプリをご紹介しております。
Clip
4月、正式にサービス開始となった、ドリコムの物々交換アプリ。
自分の持っているものをアプリに登録し、他のユーザーが登録しているものと物々交換。グループに入れば、親しい友人や会社内でのやり取りも可能なので、安心して交換することができます。現在はiOS版が公開中。今後はAndroid版と、リクエスト機能の提供なども予定されています。
ウリドキ
買取価格比較はウリドキ | すべてのモノには「売りドキ」がある
売りたいモノの買取価格を比較できる、ポータルサイト。そのiOSアプリがリリースされました。
ウェブサイト版と同様に、キーワードやカテゴリーから自分の売りたいモノを検索し、ショップ別の買取価格を確認することができるようになっています。古本にゲーム、CD・DVD以外にも、ブランド品やカメラ、楽器、電動工具まで、あらゆる商品の比較が可能。
Cotobe
Cotobe – インターネット業界のスタートアップデータベース
インターネット・IoTマーケットに特化した、企業データベースメディア。
公開・非公開情報を集約し、カテゴライズ&序列化。データとして一覧にすることで、マーケットを俯瞰して眺めることのできるサービス。iOS/Android共にアプリが提供されています。投資やマーケティング、企業分析やリクルーティングなど、幅広い利用を前提としているようです。
meetApps
アプリ情報に特化した、実名によるクチコミ・コミュニティサービス。
Facebookでログインするため、信頼できる友達の情報からアプリと出会うことが可能。それだけでなく、仕事や家庭や学校など、自分が社会で担う「ロール」を軸としたアプリ検索によって、同じ立場にいる人が勧めるアプリを知ることもできます。
Bocci
Bocci ライブチャット生配信・視聴アプリ[無料]を App Store で
ライブ配信をデコることができる、新感覚のライブチャット配信・視聴アプリ。
最大の特徴は、ライブ配信中の画面にマスクやフィルタを付けることのできる、デコレーション機能。また、配信者は有料配信によって収益を稼ぐことも可能です。さらには1対1のライブチャット機能までも備えているなど、痒いところに手が届くアプリとなっています。
まとめ
今月は、主に何らかのジャンルに注視した、特化型のアプリに注目が集まっていたという印象が強いですね。数多く存在するポータルサイト、コミュニティサービス、データベースの中でも、それぞれが特定の分野に特化しているものばかり。
その最たるものが、今回ご紹介した「meetApps」ですね。「アプリ」の数だけでなく、その紹介サービスすら乱立している中で、「実名でアプリを紹介するアプリ」という、非常に狭い範囲での運用を前提としたサービスとなっています。
とは言え、先行している総合サービスに追いつくのが難しいという現状もあります。新規サービスが専門方面へと舵を切るのは、これからも自然な流れとなっていくのではないでしょうか。