前回の記事では、SEOに強いコンテンツの作り方についてご紹介しました。
コンテンツには文章や写真、動画などさまざまなものがありますが、その中でも欠かせないのが文章です。
本記事では文章にフォーカスを絞って、話を進めていきます。SEOに強い文章を作るにはどうすればいいのか、その秘訣について探っていきましょう。
SEOに効果的なWebライティング7つの秘訣
1.タイトル
タイトルは最も大事です。Googleなどの検索エンジンもタイトルを重視していますし、ユーザーにとって魅力的なタイトルであればたくさん見てもらえることにもつながるからです。タイトルについては次回の記事で詳しく解説するので、ここでは2つだけポイントをご紹介します。
SEO向けのキーワードを入れる
タイトルには、SEO対策用のキーワードを入れるようにしてください。ただし、無理に詰め込まないようにしてください。あくまで適切に、自然に盛り込みましょう。キーワードの選び方については、下記の記事でご紹介しています。
2.文字数は32文字以内に
タイトルは32文字以内にするようにしましょう。タイトルが長すぎると、Googleで検索されたときに後半が省略されてしまうことがあります。FacebookやTwitterでも同様なので、目安としては32文字におさめるようにしてください。
本文
3.ユーザーが知りたい情報を書く
ユーザーが検索を行うのは、知りたいことがあるからです。ユーザーが何を知りたいのかをよく考え、それに答えられる正しい情報を書くようにしましょう。自分が知っていることから書きはじめる、というのも悪くはありません。ただ、それではユーザーに見てもらえるのかがわかりませんよね。
キーワードや競合を調査した結果を踏まえて、どんな内容が求められているのか、念入りに考えるようにしてください。検索結果を参考にしたり、QAサイト、Twitterなどの検索エンジンを使ってもいいですね。こういった情報をリストアップしたり、自分で予想(想像)した内容を書き加えてみてもいいでしょう。
4.引用やリンクを使う
内容によっては、他のサイトから引用したり、リンクを貼ったりすることもあるでしょう。引用した部分には必ず引用(blockquote)タグを設定してリンクを貼るようにしてください。Googleにそれと知らせることになりますし、ユーザーにとっても便利です。例えば次のように使います。
引用エリアを明示しておくことで、Googleに対して、「ここからここまではオリジナルコンテンツで、ここからここまでは引用したコンテンツ」ということを伝えられるようになります。
そうすれば、オリジナルコンテンツエリアをしっかり評価してもらえるほか、引用したコンテンツによる重複判定のリスクも回避できます。
5.わかりやすく書く
文章を書くときは、わかりやすく書くように心がけてください。これには2つのポイントがあって、専門的な用語をできるだけ使わないということと、話の流れを自然にすることです。難しい言葉は使わず、誰でもわかるように書くのです。
また、文章では見出しを使うようにしてください。見出しは文章のマイルストーンになりますし、ユーザーにとってもGoogleにとっても、話の流れがわかりやすくなります。
6.読みやすく書く
ダラダラと文章だけを並べず、適度な分量で改行をすることもオススメです。文章にリズムができるので、読みやすくなります。見出しの下や、改行のタイミングで写真を入れてもいいでしょう。これらはWebライティングのテクニックの一つです。以下の記事でその詳細を解説しています。
7.見やすく書く
内容だけでなく、見やすさも意識するようにしてください。文章を見やすくするためには、フォントの装飾(色、太字、イタリック、下線など)を適度に使うようにしましょう。注意したいのは、適度に、というところです。フォントや文章の装飾が多すぎると、文章が賑やかになるので逆に見づらくなってしまうからです。
検索上位の記事でカラフルな文章を見かけることは、あまりないと思います。そこからもどのように書くべきかが伺えますね。
あとがき
SEOに効果的なWebライティングの秘訣についてご紹介しました。Webライティングは、オウンドメディアなどコンテンツマーケティングでは最重要なポイントです。メタ情報(title、description、keywords)もSEOを左右するのですが、それについては今後の記事で解説していければと思います。