前回は、コンテンツの顔となるtitleについて解説しました。そのタイトルと並んで重要なのが、description(説明文)です。本記事では、SEOに最適なdescriptionの作り方についてご紹介していきます。
descriptionの基礎知識
descriptionとはページの説明文のこと
descriptionとは、ページの説明文のこと。検索エンジンに、ページにどんなことが書いてあるのか伝えるためのものです。前回の記事で解説したtitle(タイトル)はGoogleの検索結果に表示されていましたが、descriptionも同じです。下の画像を見てみてください。
titleの下に、ページの説明文が表示されていることがわかるかと思います。この部分が、descriptionです。Googleなどの検索エンジンは、titleやdescriptionに書いてある内容を参考にして検索順位を決めています。冒頭でdescriptionが大切だと述べましたが、その理由はtitleと同様にSEOに効果があるからなのです。
descriptionを指定しないとどうなるの?
SEOに重要なdescriptionですが、設定していないとどうなってしまうのでしょうか?
結論から言ってしまうと、descriptionを書いていなくても検索結果には表示されます。descriptionが指定されていないページは、キーワードに関連する文章(画像のalt情報も含む)をGoogleが自動で抜き出して表示してくれます。
ただし、これはあくまで抜粋です。ページの内容がわかりやすくまとまっているdescriptionの方が、ユーザーにとってもページの概要が伝わりやすいですよね。やはり、descriptionは設定しておいた方が吉、ということなのです。
descriptionの書き方
descriptionの書き方についてご紹介します。まずはdescriptionを書くときの注意点から。
注意点
文字数は80〜120文字を目安に
titleは32文字が目安でしたが、descriptionにもちょうど良い文字数があります。検索エンジンでは、最大で表示される文字数が124文字と言われています。そのため、descriptionは80文字から120文字ほどを目安にするようにしてください。
ページ固有の文章にする
titleと同様、descriptionもページごとに異なる文章にするようにしてください。面倒だからと言って全ページ同じ内容にしていると、SEOに逆効果になってしまうかもしれません。
ページ内容を正しく説明する
descriptionを正しく書いていれば、SEO対策として効果が期待できます。ただしそれも、ページの内容を合っていればの話。どんなに良いdescriptionでも、ページの内容と違っていたらSEOにはマイナスです。
description(説明文)の書き方
具体的にはどうやってdescriptionを書いていけばいいのでしょうか?ここからは、descriptionの書き方を流れに沿って見ていきたいと思います。
キーワードを確認する
はじめに、ページごとのキーワードを確認してください。descriptionには、SEO対策用のキーワードを盛り込みます。重複がないように、ページごとのキーワードを用意しましょう。
骨組みをつくる
次に、上で用意したキーワードをもとにdescriptionの骨組みをつくります。キーワードは前半に盛り込むようにするといいでしょう。
肉付けしていく
上で作ったdescriptionの骨組みに、肉付けをしていきます。descriptionは、ユーザーにも見てもらう内容です。関連キーワードを入れるなどして、ユーザーに興味を持ってもらえるようにしていきましょう。
完成したdescriptionをHTMLに記述する
descriptionの文章が作成できたら、HTMLに記述します。HTMLの基礎知識がある方は、HTMLファイルをひらいてheadタグ内に下記のように記述してください。content=
のあとの、二重引用符の中ですね。
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WordPressなどのプラグインを使っている場合は、All in One SEO Packなどのプラグインを使うようにしてください。HTMLファイルを編集する必要もないので、descriptionの設定が簡単です。下の記事に詳しく解説してあるので、ご覧いただければと思います。
あとがき
descriptionはSEO対策の大事なポイントです。全ページ用意するのは少し大変ですが、頑張って設定してくださいね。次回は、titleとdescriptionに続き、3つ目のメタ情報であるkeywordsについて解説します。