本稿では、画像検索と画像SEOの対策方法についてご紹介します。SEOと聞くと文章だけに対策するものと思われがちですが、HPからの集客を考える上でも画像SEOはとても大切なんです。
画像検索の基礎知識
はじめに、画像検索とは何のことなのか簡単にご説明しておきましょう。
画像検索って何だ?
何か調べごとがあると、Googleなどの検索エンジンを使って検索をしますよね。キーワードにヒットするページが表示されるのですが、実は検索できるのはページだけではありません。画像も検索できるんです。
画像検索の方法ですが、Googleの場合はまずはトップページをひらきます。右上に「画像」という表示がありますね。そこをクリックしてください。
すると、画像検索用の検索ページがひらきました。
試しに「WordPress」というキーワードで画像検索をしてみましょう。下のように、画像検索の結果が表示されたでしょうか。
画像検索は集客につながる
画像検索は、画像を探す機能です。それだけ聞くと、画像SEOの大事さがあまり伝わらないかもしれません。
実は、画像検索の結果ページで各画像をクリックすると、その画像が掲載されているページに移動することができます。つまり、HPへの流入につながるんです。画像検索が重要な理由はココにあります。HPの画像が上位に入っていれば、集客につながるということです。
画像SEOの5つの対策
画像検索で上位に入るためには、そのための方法があります。画像SEOのポイントを5つにまとめました。
alt属性を設定する
画像には欠かさずalt属性を設定するようにしましょう。alt属性とは、画像の内容を文章で表した説明文のこと。HTMLでは、下のように記述します。
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<img src="ファイル名" alt="説明文"> |
正しい内容でalt属性を設定するようにしましょう。それによって、クローラーが画像の内容を把握するのに役立ちます。
alt属性は、その他にもメリットがあります。何らかの原因で画像が表示できなかった場合に、代わりに画面に表示されます。また、音声ブラウザはalt属性を読み上げます。
画像を設置する時に一手間増えますが、忘れずに設定しておきましょう。
画質を上げる
画質はできるだけ上げるようにしてください。画質の良くない画像を使っていると、画像検索で見栄えがしません。結果、ユーザーからのクリックが期待できなくなってしまいます。
ただ、あまり画質を上げすぎるとデータ量が大きくなってしまいます。ページの表示速度が遅くなってしまう可能性もあるので、注意しましょう。
魅力的な画像を使う
内部SEOでは、魅力的なコンテンツが必要でした。
画像SEOもそれと同じで、魅力的な画像であることが大切です。ユーザーが思わずクリックしてしまうような、キャッチーな画像であれば画像検索からの流入も稼ぐことができます。
内容がわかるファイル名にする
画像のファイル名は、内容がわかるファイル名にしてください。
例えば、ライブの告知バナーのファイル名が「banner01.jpg」だとします。これでは画像の内容が全くわかりませんよね。「live-announcement.jpg」や「new-live.jpg」といった風に、画像ファイルの内容が予想できる名前にしましょう。
画像のまわりの文章も大切
画像のまわりの文章も大切です。クローラーはalt属性も参考にしていますが、画像のまわりの文章も見ています。無理に画像の内容に合わせることはないのですが、まわりの文章が画像の内容と合っているか、確認しておくといいでしょう。
あとがき
画像SEOについて、対策のポイントをご紹介しました。SEOはその他にも、動画SEOなどの方法もあります。自社の方針に合わせて、最適なSEOを行っていってください。