これまでリスティング広告を始める際のポイントや注意点について見てきましたが、より具体的な話題に入っていきましょう。
本記事では、リスティング広告文の作り方についてステップバイステップで解説します。ポイントをしっかり守れば、誰でも効果的なリスティング広告文が書けるようになります。できるだけかみ砕いて解説していくので、はじめてリスティング広告文を作る方でも安心して取り組んでくださいね。
なお、リスティング運用を代理店に依頼する場合でも、広告文作成の流れは知っておいた方がいいでしょう。リスティング運用を代理店に依頼する時の注意点は、下の記事で詳しく解説してあります。
売れるリスティング広告文の作り方
それでは、リスティング広告文の作り方について見ていきましょう。実際にリスティング広告文を作るときの流れに沿ってご紹介していきます。
準備
リスティング広告文を書くことになったからといって、いきなり文章から書きはじめないでください。リスティング広告文を作る前に、そのための準備を行うようにしましょう。
具体的には、ターゲットを確認することやキーワードのリストアップ、競合他社と比較した時の自社の優位性についてまとめておくことです。
キーワードがまだ決まっていない場合は、Google AdWordsなどのキーワードプランナーで見つけることができます。キーワードプランナーの使い方は下の記事で解説しています。
競合調査の方法については、下の記事にまとめています。
文章を書く
リスティング広告文を作る準備ができたら、実際に文章を書いていきます。具体的なポイントについて、下記にまとめておきましょう。
検索キーワードを入れる
リスティング広告文には、検索キーワードを入れるようにしましょう。広告が表示されたときに、キーワード部分が太字で表示されます。
強調したい言葉を目立たせる
検索キーワードは太字で表示されると言いましたが、それ以外にも強調したい言葉もあるかと思います。その場合は、括弧や記号を使ってその言葉を目立たせるようにしましょう。
メリットを入れる
リスティング広告文でよくあるのが、サービスや商品の紹介だけで終わってしまっているケースです。それではユーザーにクリックしてもらえないので、広告を見ることでどんなメリットがあるのか(これをベネフィットと言います)を盛り込むようにしましょう。
独自性や優位性をアピールする
他社(他の広告)と比較したときの自社の優位性や独自性を入れながら、ターゲットにとって魅力的な広告文にしていきます。
数字を入れる
可能であれば、具体的な数字を入れるようにしましょう。「○月○日まで」や「○○%オフ」など、数字を入れることでユーザーに訪問してもらいやすくなります。
文字数は多めに
サービスによってリスティング広告文の文字数が異なるのですが、共通して言えることは文字数いっぱいまで使うことです。その方がアピールできる内容が増えますし、盛り込むことの出来るキーワード数も多くなります。ただし、あえて逆に文字数を少なくすることもあります。
改善する
リスティング広告文を出稿をしたらそれで終わり、ではありません。実際の反応を見ながら、リスティング広告文をより効果の上がるものにしていくのです。キーワードや文章の順番を入れ替えたり、文章を作りかえてしまってもいいでしょう。
いずれにしても、A/Bテストを行って改善の効果を逐一確認しておくことが必要です。A/Bテストを使った改善方法については、前回の記事で解説しているのでご覧いただければと思います。
あとがき
リスティング広告文の作り方について解説しました。ご紹介したポイントを参考にしていただき、売れるリスティング広告文を作っていってください。