アフィリエイト広告を使うことのメリットを、発注者側(広告主側)の視点からまとめました。
下の記事では、Web広告の種類と料金相場について解説してあります。併せてご覧くださいね。
アフィリエイト広告の基本知識
アフィリエイト広告は、Web広告の一つの手法のこと。ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)を介して、HPなどの媒体に広告を出稿します。
アフィリエイトは成果報酬型のため、高い費用対効果が期待できます。広告のクリックではなく、商品が売れた時点で費用が発生する形式だからです。
アフィリエイト広告で必要な費用についてまとめておきましょう。(金額や必要な費用は、ASPによって異なります。)
- 初期費用(5万円ほど)
- 月額費用(3〜5万円)
- 成果報酬額(広告主が自由に決める)
- ASP手数料(成果報酬額の2〜3割)
アフィリエイト広告について、より詳しくは下の記事をご覧いただければと思います。アフィリエイトの特徴や、代表的なASPについてもご紹介しています。
アフィリエイト広告のメリット(発注側)
それでは、アフィリエイト広告を使うことのメリットについて見ていきましょう。
費用対効果が高い
アフィリエイト広告は成果報酬型の広告手法です。費用が発生するのは、商材の購入など、コンバージョンが発生したとき。広告がクリックされただけでは費用が発生しないので、必然的に費用対効果が高くなります。
少ないコストではじめられる
少ないコストではじめられることも、アフィリエイト広告のメリットです。初期費用+月額費用+デポジット(預かり金)で運用がはじめられるので、広告にかけられる予算が多くない場合でも助かります。
掲載できる広告媒体が豊富
アフィリエイト広告は、ASPを介して広告を出稿する形態です。広告を掲載する媒体も豊富ですし、広告主側で媒体を絞り込むことも可能です。商材に応じて、柔軟に広告の配信先を選んでいくことができます。
アフィリエイターの力が借りられる
アフィリエイト広告が掲載される媒体の運営者を、アフィリエイターと呼んだりします。商品の宣伝がバツグンに上手かったり、SEOに強いサイトを運営しているアフィリエイターも少なくありません。こういった凄腕アフィリエイターの力が借りられるのも、アフィリエイト広告の大きなメリットです。
リスクが低い
アフィリエイトは運用リスクが低い広告手法です。というのも、成果報酬の金額を広告主が自由に決めることができるから。予算の上限を設定することもできるため、発生する費用が予測しやすくなるのです。
アフィリエイト広告のデメリット
アフィリエイト広告のデメリットについても解説しておきましょう。
短期的な効果はそれほど高くない
下の記事で解説したように、リスティング広告は短期的に効果があげられる広告施策でした。
アフィリエイトは広告の配信までにASPを挟むため、リスティングほど素早い効果は期待できません。配信のストップにも日数がかかるため、どちからかと言うと中長期的な施策として考えるようといいでしょう。
コンテンツをコントロールできない
自社の商品がどのように紹介されるかはアフィリエイターの手に委ねられます。そのため、必ずしも自分たちが望んでいる方向性とは異なる商品の紹介をされる可能性もあります。
成果を上げるにはコツが必要
アフィリエイトで成果を上げるには、そのためのポイントをおさえて運用していくことが必要です。そうでなければ、期待する効果は得られないでしょう。
この点については、次回の記事で詳しく解説できればと思います。
あとがき
アフィリエイト広告を使うメリットについてまとめました。費用対効果の高いアフィリエイト広告ですが、ASPの選定や広告配信の設定などのコツも必要です。次回の記事では、アフィリエイト広告を最大限活用するためのポイントについて解説します。