ここまでの記事で、集客につながる4つの方法について解説してきました。
ここでは本連載のまとめとして、一人Web担の仕事の魅力について解説します。一人Web担の皆さんに参考にしていただき、より一層日々の業務へ邁進していただければと思います!
一人Web担は辛い仕事か?
Web担当者の方にお会いして話をしていると、「辛い…」と言われることもしばしばあります。一人Web担をしていると、Web運営やマーケティングの仕事を一人でこなさなければいけません。それだけに日々の仕事量も多くなりますし、責任も軽くはありませんよね。
しかし、一人Web担の仕事は辛いだけの仕事ではありません。やりがいもありますし、キャリアを築いていく上では大きなメリットがあります。ここからは、Web担当者としての仕事について見ていきましょう。
Webマーケッターが少ないのは何故か?
Web担当者としての仕事のうち、Webマーケティングは最も大切な仕事の一つですよね。そういった仕事をするのが、Webマーケッターにあたります。実はこういったスキルを持った人材は、業界では引く手あまたな存在です。そもそも専門のスキルが必要な職種ですし、加えてWebマーケッターの人材が少ないことがあげられます。それではなぜ、Webマーケッターは少ないのでしょうか?
Webマーケッターは、スキルや経験が豊富なので一人でもしっかりと数字(結果)を出していくことができます。そういった優秀な人材は、その実績を買われてヘッドハンティングされることが多いです。そうでなくても、自ら独立をしていたりアフィリエイターとして活躍していたりします。
これが、Webマーケッターが少ない理由です。Webマーケッターや社内Web担当者として採用募集を出しても、それに見合う優秀な人材がなかなか見つからないのです。
一人Web担として売り手人材になろう
冒頭でふれたように、一人Web担は確かに楽な仕事ではありません。しかしWebマーケッターが引く手あまたなように、数字を出していけば引っ張りだこな存在になれるのです。特に、本連載でご紹介してきたSEO、広告、SNSの3つをきっちりと回せる人材は重宝されます。
一人Web担というものは、そういったスキルを学ぶ格好の場ということ。もしくは、会社を通じてWeb担としてのスキルを「学ばせてもらってる」と言い換えることもできるでしょう。
Web担当者としての仕事は辛いこともあるかもしれませんが、スキルアップを考えると魅力的なポジションであることがわかります。スキルを身につけて結果を出していけば、業界で圧倒的な売り手人材になることができるのです。
あとがき
一人Web担に向けた本連載も、今回の記事でいったん終了となります。Web担当の仕事は専門性が必要なため、さまざまな知識やスキルが必要になります。ですが、ご安心を。この連載を読んでいただいた方は、すでにその基本を身につけていることになります。日々の業務を進めながら、また行き詰まった時にも、本連載の記事を見返していただければと思います。ぜひ、所属している会社はもちろん、内外から請われてやまない人材になってください!
※なお、本連載はあくまで社内Web担を応援することが主旨です。「売り手人材」という表現を使っていますが、それくらいの心意気を持って日々の業務に邁進していただきたい、ということです。転職を勧める記事ではありませんので、その点は誤解なさらないでください。