最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2017年6月版です。
「VALU」「cluster.」「NRクラウド在庫管理」「Glit」の、計4つのサービスをご紹介しております。
VALU
VALU | だれでも、株式会社のように、あなたの価値をトレード。
じぶんの価値をトレードできるサービス。
一口に言えば「じぶん株式会社」のようなもの。個人の価値を「VA」という擬似的な株式を発行し、取引することのできるサービス。自分のVAを買ってくれた株式に対しては、イベント参加権などを「優待」として提供することができます。堀江貴文さん、イケダハヤトさんといったインフルエンサーが数多く利用しており、話題になりました。
cluster.
誰でも手軽にバーチャルルームを作ることのできる、VRイベントルーム。
昨年から実験的に公開され、一部で話題になっていたサービスが正式リリース。「ひきこもりを加速する」と掲げ、イベントやミーティング、さらにはライブのような大規模イベントに、家にいながらにして参加できます。最大数百人が同時接続可能。エイベックスやディー・エヌ・エーといった企業も協力しており、今後の展開が気になります。
NRクラウド在庫管理
クラウド型の在庫管理サービス。
伝票入力の手間を削減し、スマホでの在庫管理が可能。すべての商品にオリジナルのバーコードを発行し、アプリでハンディターミナルを導入、データはクラウド上で管理することのできるサービスです。登録から1ヶ月間は無料で利用できます。
Glit
AIによるレコメンド型リクルーティングアプリ。
自分のプロフィールを登録しておくと、適した求人情報をAIが自動で毎日10件ずつレコメンドしてくれるアプリ。求人情報をチェックしながら、興味があるかないかを左右にスワイプすることでAIが学習。使えば使うほどレコメンドの精度が向上するとのことです。自動レコメンドかつ簡単に操作できるアプリなので、電車移動中のスキマ時間などに使えそうですね。
まとめ
以上、「VALU」「cluster.」「NRクラウド在庫管理」「Glit」の4つのサービスを紹介させていただきました。
今月は特に「VALU」が注目を集めていましたが、まだβ版ということもあり、サービス提供側もユーザー側もどのように使うか試行錯誤しているという印象も受けました。個々の使い方に関しても賛否両論の声が上がっていたようですので、良い方向に議論が進めばいいな、と思います。
また、同じく「cluster.」もまだ実験の途上にあるらしく、ユーザー間で「こうしたほうがいいんじゃない?」とさまざまなコメントが飛び交っていたように見受けられました。4月に話題になった「Mastodon」もそうですが、ユーザーも巻き込む形で盛り上がった新しいサービスについては、その後の展開も合わせてチェックしておきたいですね。