最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2018年6月版です。
「IGTV」「ONE」「Googleポッドキャスト」「meeemo」の、計4つのサービスをご紹介しております。
IGTV
IGTV – Apps on Google Play(iOSはこちら)
Instagramが新たにリリースした動画サービス。
これまでInstagramに投稿できる動画は最長でも1分でしたが、本サービスでは最長1時間の動画投稿・視聴が可能。スマホで見ることを前提とした、縦型の動画が大きな特徴となっています。
Instagram同様にスマホ画面をスワイプする簡単操作で、気になる人の動画を次々にチェックすることができます。また、各々のクリエイターがテレビの「チャンネル」のように機能するため、自分の作品を公開したり影響力を高めたりしたい人にはぴったりのアプリと言えそうです。
ONE
手元のレシートを現金化できるアプリ。
レシートの写真を撮るだけで、アプリ内のウォレットに10~100円が振り込まれるサービス。好きなタイミングで出金が可能で、振込手数料は200円。それ以外に料金はかかりません。
6月12日にリリースされるやいなや大きな注目を集め、同日中にユーザー数は4万5,000人を突破。買取レシートの数は約16万件にのぼり、買取を一時停止することに決定したそうです。そのうえで、18日には一部買取を再開。ものすごい人気ぶりから、今後の展開が気になるサービスです。
(参考:https://jp.techcrunch.com/2018/06/12/one-hundred-thousand-receipt/)
Googleポッドキャスト
Google Podcasts – Apps on Google Play
Googleが提供する、Android版Podcastアプリ。
標準でPodcastアプリがインストールされているiPhoneに対して、これまでは純正のアプリがなかったAndroid。待望の純正Podcastアプリです。
世界中のPodcastを無料で検索・再生・登録できるのはもちろんのこと、速度調整や無音部分のスキップといった基本的な機能を完備。ゆくゆくはYouTubeのような翻訳・字幕機能を提供する予定もあるということで、今後のアップデートが期待されます。
meeemo
mo(メェーモ) | みんなでメモを共有できるオンラインサービス
複数人で使える、オンラインメモ共有サービス。
気軽に付箋を貼るような感覚で、ユーザー間でメモや画像を共有することができます。メモボードを作るには会員登録が必要ですが、書きこむだけなら登録は不要とのこと。
複数人で文章や画像を編集できるサービスは数多くありますが、もっと気軽な感覚で「メモ」をお互いに貼っていけるため、ブレインストーミングなどに使ってもいいかもしれません。登録不要の「お試しボード」が全体に公開されているので、気になる人は試しに覗いてみてください。
まとめ
以上、「IGTV」「ONE」「Googleポッドキャスト」「meeemo」の4つのサービスを紹介させていただきました。
今月の話題としては、やはり「IGTV」のインパクトが大きかったように思います。
短時間でサクサクと写真や動画を楽しむイメージが強かったInstagramが、長時間の動画も取り扱うようになったという。縦型動画という特徴もあり、まずは若い世代のあいだで定着するかが気になるところ。
また、他方ではGoogle版Podcastも配信されるなど、これからはますます音声・動画コンテンツの存在が高まっていくのかもしれません。
動画についてはすでに隆盛を極めている印象もありますが、じわじわと広がりつつある音声コンテンツが、スマートスピーカーの普及によってどうなっていくのか。そういった点も気にしつつ、これから登場するサービスにも注目していこうと思います。