最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2018年10月版です。
「PayPay」「airRoom」「Writone」「カスタムキャスト」の、計4つのサービスをご紹介しております。
PayPay
バーコードを用いた、スマートフォン決済サービス。
あらかじめチャージした電子マネーで支払うことができるほか、クレジットカード払いにも対応。店舗での支払いをスマホひとつで簡単にできるサービスです。
現在は主に居酒屋・飲食チェーンがPayPay払いに対応しており、利用可能店舗は順次拡大予定とのこと。コンビニ・交通・宿泊・ファッションといった幅広い分野で対応予定となっています。利用特典として、支払った金額の0.5%相当のPayPayボーナスを付与。
airRoom
家具のシェアリングサービス。
人気家具ブランドの商品を月額500円から利用できる、サブスクリプション型の家具サービス。期間はユーザーが自分で決定し、最大12ヶ月まで継続利用できます。
取り扱っている家具はテーブルや椅子のほか、本棚・チェスト・テレビ台なども。最低500円で1ヶ月から利用することができますので、購入前のお試しに──という使い方もできそうですね。現時点では東京都内限定の展開ですが、今後は地域拡大に努めていくとのことです。
Writone
音声小説配信プラットフォーム。
作家が投稿した小説に声優が声を当てた、「音声小説」を配信できるサービス。ひとつの作品に対して、複数の声優が参加することもできます。
既存の書籍を音声化したオーディオブックとは異なり、誰でも気軽に作品を投稿することが可能。読者との交流はもちろんのこと、作家と声優のコラボレーションを促進するようなサービスとして見ることもできそうです。
カスタムキャスト
バーチャルYouTuber向けの3Dモデル作成アプリ。
スマートフォンひとつで3Dモデルをカスタマイズすることができるだけでなく、作ったキャラクターを用いた動画配信も可能となっています。
類似サービスとしては『VRoid』や『Vカツ』などがありますが、『カスタムキャスト』はスマホだけでモデル作成ができる点が魅力。リリースされるやいなや話題となり、10日ほどで100万ダウンロードを達成しました。今後のアップデートも予定されており、注目のサービスです。
まとめ
以上、「PayPay」「airRoom」「Writone」「カスタムキャスト」の4つのサービスを紹介させていただきました。
すでに数多くのスマホ決済サービスが存在するなかで、新たに登場した「PayPay」。ソフトバンクとヤフーの合同会社による提供ということで、既存の大手サービスからシェアを奪えるかどうかが気になってくるところですね。
また、ここでは『カスタムキャスト』を取り上げましたが、VTuber関係のサービスはすごい勢いで増加しています。過去にもご紹介した『REALITY』が機能を追加したほか、『Vカツ』はiOS版の提供を開始。今月はほかにもライブ配信アプリ『Colon:』が配信されるなど、配信&視聴環境が整いつつあることがわかります。
これから年末にかけて、どのような競合サービスが出てくるのか。
引き続き、注目していきたいところです。