最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2020年9月版です。
『Novelism』『Rimo』『ジャパンサーチ』『レシピけんさく』の、計4つのサービスをご紹介しております。
Novelism
書いて読んで楽しめる、次世代WEB小説投稿サイト。
従来の小説投稿サイトと同様に、誰もが自由に小説を書いて投稿することができるサービス。基本無料で利用でき、読むだけならば会員登録も必要ありません。
独自の特徴としては、「契約作品」があること。適正ありと判断した作品には編集部から声がかかり、読者の購買額に応じて原稿料をもらえるようになります。プロのイラストレーターに表紙と挿絵も作成してもらえることから、注目しているクリエイターも多い様子。
Rimo
日本語音声の文字起こしサービス。
録音した会議などの音声ファイルをアップロードすると、自動で音声を文字に変換。日本語に特化した自然言語処理技術を用いており、高精度の文字起こしを可能としています。
1時間の音声の文字起こしにかかる時間は、5分程度。長時間の音声にも対応した定額制のほか、短い音声は30秒/20円から書き起こしてくれます。60分まで無料のトライアル利用も可能。他にも便利な機能を取り揃えていますので、気になる方はサイトでご確認ください。
ジャパンサーチ
書籍や文化財を含む多様なコンテンツをまとめて検索・閲覧できるプラットフォーム。
2020年9月現在、111のデータベースから、2100万件以上のデータを検索可能。内閣府が公開し、国立国会図書館が運用するサービスです。
国内のデジタルアーカイブを横断的に検索することができ、書籍や絵画はもちろん、写真や文化財も含む多種多彩なコンテンツに対応。美術館・博物館・図書館をはじめ、大学の研究センターや地域の施設など、全国の機関が協力する一大アーカイブプラットフォームです。
レシピけんさく
インターネット上で公開されているプロのレシピを検索できるサービス。
クックパッドに代表されるユーザー投稿型レシピサイトは対象外となっており、「プロのレシピだけ」を検索できることで話題になっています。
登録レシピ数は、約20万件。料理名や材料を入力してレシピを検索できるほか、 動画の有無・調理時間・カロリー・塩分量で絞り込むことも可能。検索結果をタップすると各社のレシピページに移動する形になっています。
(※参考:https://twitter.com/hirayasu/status/1302916246199922690 )
まとめ
以上、『Novelism』『Rimo』『ジャパンサーチ』『レシピけんさく』の4つのサービスを紹介させていただきました。
偶然ではありますが、特定の分野に特化した2つの検索サービスが注目を集めていた9月。
特に『レシピけんさく』はTwitterで広く話題になり、あちらこちらのニュースサイトでも取り上げられていた様子。「食」に関係のあるサービスはもともと注目を集めやすい傾向にありますが、ここ数ヶ月は定期的にバズっているような印象があります。
季節も夏から秋へと変わり、次々に新しいサービスがリリースされている近頃。個性的で魅力的なWebサービスが登場していないか、来月も引き続き追いかけていきます。