最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2020年11月版です。
『Van Gogh World』『conomeal kitchen』『Spir』『バーチャルあっとほぉーむカフェ』の、計4つのサービスをご紹介しております。
Van Gogh World
ゴッホの作品だけを集めたデータベース。
『ひまわり』などでおなじみのオランダの画家、フィンセント・ファン・ゴッホの作品を検索・閲覧することのできるサイトです。
サービスのリリースにあたっては、ゴッホ美術館、クレラー=ミュラー美術館、オランダ美術史研究所が協力。ゴッホがその生涯で残した作品の半数に当たる、約1,000点のデータが掲載されています。年代・収蔵先・技法・素材・テーマなどで絞って検索することも可能。
(参考:https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23031)
conomeal kitchen
ユーザーに合わせて献立やレシピを提案してくれるアプリ。
ライフスタイルやその日の気分に合った献立、つくりおきレシピやアレンジレシピを提案してくれるレシピアプリです。
レシピ系のサービスは数多くありますが、「AIが食の好みを診断し、ユーザーごとにぴったりの献立を届けてくれる」というのが本アプリの特徴。無料で使うことができますが、今後はアプリ内課金も検討中との話。現在はiOS版のみのリリースとなっています。
Spir
日程調整や予定管理ができるカレンダープラットフォーム。
ビジネスで使っている複数のカレンダーと連携して、日程調整、Web会議のURL発行、カレンダーへの登録などをまとめて行うことができます。
参加者の予定を考慮して候補日を自動抽出したり、ZoomやGoogle MeetといったWeb会議ツールのURLを自動発行したり、ダブルブッキングを防止してくれたりと、かゆいところに手が届きそうなサービス。現在はβ版としてリリースされています。
バーチャルあっとほぉーむカフェ
バーチャル空間のメイド喫茶に行けるサービス。
秋葉原でおなじみのメイド喫茶が、バーチャル空間にオープン。スマートフォンもしくはパソコンを使って、アバターの姿でメイド喫茶に訪れることができます。
ユーザーは気になるメイドさんを選んで、音声通話やアバターのモーションを介してコミュニケーションをしたり、じゃんけんゲームを楽しんだりすることが可能。支払いはサービス内通貨を使用し、今後は記念撮影などの機能の実装も予定されているそうです。
まとめ
以上、『Van Gogh World』『conomeal kitchen』『Spir』『バーチャルあっとほぉーむカフェ』の4つのサービスを紹介させていただきました。
感染症の流行もあり、「バーチャル空間でをイベントを開催する/店舗を営業する」という動きが加速した2020年。今回ご紹介したバーチャルあっとほぉーむカフェもそうですが、同様の流れは来年以降も続くと予想されます。
また、今月はソニーのPlayStation5が発売したり、AppleがM1チップを発表したりといった、ハードウェア面でも大きな動きもありました。年末年始にかけて新サービスのリリースもちらほらと予告されており、しっかりと注視していきたいところです。