最近、ネットやニュースで話題になったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2021年2月版です。
『taknal』『toruno』『MiloQ+』『Clubhouse』の、計4つのサービスをご紹介しております。
taknal
「本」の紹介・共有アプリ。
「人とのすれ違い」を「本との出会い」に変えるアプリ。2月上旬にTwitterで注目を集め、トレンド入りするほどの話題になりました。
アプリのユーザー同士がすれ違うと、お互いに登録しているおすすめの「本」の情報が届く仕組み。どこかの誰かがおすすめしている本と偶然に出会えるソーシャルアプリであり、特に読書が好きな人のあいだで好評です。iOS/Android向けアプリであり、無料で使えます。
toruno
オンライン会議まるごと記録サービス。
オンラインで開催される会議やセミナーの内容を自動で文字起こししつつ、音声や画面もあわせて保存してくれます。
ボタンひとつで、会議の発言をまとめてテキスト化してくれるサービス。議事録作成のサポートをしてくれます。保存したテキストを共有したり、重要な発言をブックマークしたりすることも可能。Zoomをはじめとする各種サービスに対応しています。
MiloQ+
XRコンテンツ配信サービス。
ARやVRのコンテンツを楽しんだり、バーチャルイベントに参加できたりするプラットフォームアプリ。
スマートフォンひとつで、360°動画、VR体験、ARコンテンツ、バーチャルイベントなどを体験することができます。2月現在、人気イラストレーターの作品を楽しめる、デジタルアート展を開催中。リアルイベントとのコラボも予定しているそうです。
Clubhouse
音声SNSアプリケーション。
自分で部屋を立ち上げてリスナーに向かって話したり、他のルームに入って音声でやり取りをしたり、複数人での会話を聞いたりできるサービス。2020年にアメリカでリリースされて広がり、1月下旬頃からは日本でも大きな話題になりました。
「招待制」「記録禁止」などの特徴があり、一般的なSNSと比べるとクローズドな印象も。ですがそれゆえに濃いコミュニケーションが行われやすく、思わぬ人とつながって会話できることもあるそう。現在は早期β版のiOS専用アプリとして運営されています。
まとめ
以上、2月に話題になった4つのアプリ『taknal』『toruno』『MiloQ+』『Clubhouse』について紹介しました。
今月はとにかくClubhouseが大盛りあがりでしたね……! バズる少し前から認識はしていたのですが、まさかここまで流行ることになるとは思いませんでした。
日本でもライブ配信アプリは主に若者のあいだで人気ですが、そちらとはまた違った性質を持つコミュニケーションSNSとして流行している様子。大勢が利用するようになったことで問題点も共有されつつあるなか、今後も使われ続けるようになるのかどうか。引き続きチェックしていこうと思います。