最近、ネットやニュースで話題になったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2021年8月版です。
『VAMCS』『Windows 365 クラウド PC』『シカロ』『OniGO』の、計4つのサービスをご紹介しております。
VAMCS
ワクチン余剰マッチングシステム。
新型コロナウイルスのワクチンを打ちたい人と、医療施設の余ったワクチンを自動でマッチングしてくれます。
接種希望者は無料で最大5つの施設を登録することができ、余剰ワクチンが発生するとメールで通知。15分以内に「応諾」か「辞退」を選択します。このシステムによって、急なキャンセルなどで発生したワクチンを無駄にすることなく接種が可能に。医療施設側は月額2,000円で登録できます。
Windows 365 クラウド PC
月額制の仮想デスクトップサービス。
おなじみの「Microsoft Windows」をクラウドサーバー上で使えるサービス。組織の規模に応じたプランを提供しています。
Windowsをインストールしたデバイスでなくても、たとえばiPadやAndroidからもWindowsを使うことができるサブスク型サービス。主に企業や組織での利用を想定しており、リモートワークなどでの活用が期待されています。
シカロ
オタクのためのスケジュール管理アプリ。
アニメ・ゲーム・コミックなどの人気タイトルについて、イベントや発売日をまとめてチェックすることができます。
アプリでは、各コンテンツの公式情報を運営が収集し、「作品別」や「メディア別」といった形でカレンダーに表示。欲しい情報のみをピックアップして管理できるなど、たくさんの「推し作品」があるオタクにとって嬉しいサービスとなっています。
OniGO
10分で商品を届ける宅配スーパー。
食料品から日用品まで、必要な商品を注文から10分以内で自宅や指定の場所へ届けてくれるネットスーパーです。
営業時間は10:00〜22:00で、宅配料金は一律300円。注文後はアプリ上のチャットでやり取りをします。「10分以内」を謳っていることもあり対象地域は限られますが、順次拡大予定とのこと。iOS/Android向けアプリとして提供中です。
まとめ
以上、『VAMCS』『Windows 365 クラウド PC』『シカロ』『OniGO』の4つのサービスを紹介させていただきました。
特に注目を集めていたのが、『Windows 365 クラウド PC』。当初は無料トライアル版に申込みが殺到し、一時は受付を停止するほどの事態となっていました。さまざまな利用シーンが考えられるサービスということもあり、徐々にレビュー記事も投稿されているようです。
また、個人的に気になったのが『シカロ』。ずっと使われている定番アプリも少なくない「スケジュール管理」という分野で登場した、特化型のサービス。「店舗別に特典情報もチェックできる」などの説明もあり、ユーザー目線でかゆいところに手が届きそうな印象を受けました。
そして『VAMCS』や『OniGO』がそうであるように、リリースされるWebサービスやアプリも今の情勢にフォーカスしたものが増えつつある今日この頃。これから季節が変わるタイミングでどのようなサービスが出てくるのか、引き続きチェックしていきたいところです。