最近、ネットやニュースで話題になったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2021年12月版です。
『ソナーズ』『mish』『TinderBox』『Unmetaverse』の、計4つのサービスをご紹介しております。
ソナーズ
小説投稿サイト。
「読者の声が見える場所」を掲げて、匿名メッセージサービス・マシュマロの運営会社が新たにスタートしたサービスです。
作品全体ではなく、文章ごとに「いいね」をつけられるのが大きな特徴。読者がどの文章を気に入ったのかが可視化されます。ランキングはなく、ほかの作者がもらった評価も見えないのもポイント。自分の作品と読者にのみ向き合って小説を書くことができます。
mish
オリジナルの月額会員制動画サイトを作れるサービス。
動画や会員の管理はもちろん、決済システムやデザイン機能もオールインワンで搭載。専門知識がない人でも動画サイトを作れます。
クリエイター向けの月額課金サービスの多くが「ファンクラブ」として利用されているなかで登場した、「動画視聴」に特化したサイト作成サービス。カスタマイズ性が高く、簡単にオリジナルサイトを作れることから注目を集めています。開設は無料。
TinderBox
大容量の食品・日用品をお得にまとめ買いできるショッピングアプリ。
車で郊外へ出向くことなく、スマホひとつで大容量の商品をまとめ買いして送ってもらえます。
年会費無料で、7,900円以上のまとめ買いで送料も無料に。まとめて買えば買うほどお得になるほか、レビューやSNSシェアによる割引システムもあります。現在は招待制ですが、SNS検索すれば簡単にコードを見つけることが可能。まずはサイトの概要からチェックしてみてください。
Unmetaverse
友達がいない人のためのVRSNS。
ボイスチャットもテキストチャットもなく、コミュニケーションの手段は身振り手振りのみ。他人とのやり取りが苦手な人にも優しい仕様となっています。
ひとつの巨大なオープンワールドを共有する形になっているため、「知り合い同士で集まっていて入りにくい雰囲気だったらどうしよう……」と葛藤する必要もありません。コンテンツもあらかじめ用意されているので、1人でゆったりと過ごせます。
まとめ
以上、『ソナーズ』『mish』『TinderBox』『Unmetaverse』の4つのサービスを紹介させていただきました。
最近また注目を集めている印象もある小説投稿サイトですが、ソナーズには驚かされました。文章単位で「いいね」をつけられたり、不必要な情報を排除して執筆に集中できたりと、独自の要素が少なくありません。「マシュマロの運営会社の新サービス」と聞いて納得した人も多いのではないでしょうか。
また、ネットでにわかに話題になっていたのが、Unmetaverse。「友達がいない人のためのVRSNS」という文言のインパクトもあってか、VRユーザー以外からも注目を集めていたようでした。オープンワールドというのも気になるので、個人的にもあとで使ってみるつもりです。
2021年もたくさんの魅力的なWebサービスやアプリを取り上げてきましたが、「メタバース」が話題になっている今、年明けにどのようなサービスが出てくるのか気になるところ。来年も引き続きチェックしていくつもりですので、どうぞよろしくお願いいたします。