PRライターという仕事

PRにクラウドファンディングを有効活用するには?「クラファン」の名付け親に聞く、新しいファンづくりとPRの秘訣〜クラファン株式会社代表取締役社長 板越ジョージさん〜

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※当記事は、コロナ禍のスキルアップ支援プロジェクトとして、ライター初心者の方々に成長機会を提供した記事です。 これまでの記事同様「PRライター」と記しておりますが、PR講座等で学んだPRライターさんではなく、今回1度限りのクレジット掲載となります。

当記事においては執筆の多くのサポートとクオリティ管理を、PR講座を修了した編集担当者が責任を持っておこないました。 クレジット掲載につきまして、is Closet(itty selection)およびninoyaが、「PRライター」としてのスキルを保証するものではございませんので、ご了承くださいませ。

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信頼関係を構築しながらビジネスを発展させていくには、クラウドファンディングが効果的です。

 

今回、お話をうかがった板越ジョージさんは、日本におけるクラウドファンディング研究の第一人者

 

サウスカロライナ大学卒業後、ニューヨークにて26歳で出版事業を中心に起業。2015年には、海外進出を支援するGlobal Labo, Inc.を設立し、日系企業のコンサルティングもされています。

 

「クラウドファンディングを使ったPRは、今後日本で広がりをみせる」と話す板越さんに、クラウドファンディングを活用したPRについて、PRライターのKonoha Shinadaが取材しました。

 

 

クラウドファンディングは、新たなファンとの出会いと長期的な関係を築ける

 

───クラウドファンディングをPRにとりいれるべき理由は何でしょうか。

 

板越ジョージ(以下、板越):クラウドファンディングは、「ファンの見える化」ができることが大きな利点です。お金を払ってくれるファンがどれだけいるか、データで知ることができます。

 

ビジネスを中長期的に発展させていく、というPRの視点から考えると、自分や自社ファンの特性を知ることは欠かせません。そこから、どのようにして商品やサービスを訴求していくかを考えることができるからです。

 

たくさんリアクションをしてくれるファンもいれば、ひっそりと見守る人たちもいます。ファンのことをよく理解する努力をしながら、ファンにどのように働きかけるかを考えることから、PRは始まるんです。

 

 

───クラウドファンディングをPRに活用する、メリットは何でしょうか。

 

板越:クラウドファンディングでは「寄付してください」「助けてください」という一方的なプロジェクトは成功しづらいものです。プロジェクトページを見て、いかにファンになってもらうか、こだわり抜いて企画・切り口・文章・画像・映像をつくりこみます。

 

そして、クラウドファンディングのページを立ち上げただけでは、ページの存在は多くの人には認知されませんから、記事が広がっていくよう、自分たちで仕掛けをしますその際のポイントは、「自分の直接的な知り合い」「知り合いの知り合い」「まったく知らない人」、その3方面に情報を届けていくこと。そうすることで、クラウドファンディングのページを目にする人たちが増え、共感や賛同をしてくれる人たちが増えていきます。

 

従来では届かなかった人たちに、こだわり抜いた情報を届けることで、ファンになってもらえるところが、メリットです。

 

 

 

社会のために有益な情報が、これからのPRには必須に

───情報を発信するうえで気をつけるべきことは、ありますでしょうか。

 

板越:クラウドファンディングでいえば、必ずプレスリリースを作成してメディアに届けること。

 

プレスリリースとは、企業や団体が、新しい情報や新サービスを新聞やマスコミなどの報道機関に対して発表することです。基本的なことですが、プレスリリースには正しい情報をしっかりと書き、事実確認ができるようにしてなければなりません。

 

クラウドファンディング自体は、学生から経営者まで、誰でも立ち上げることができますが、既存のプレスリリース配信サービスは基本的に、「法人名」が必要です。そのため、とても信頼度の高いPR手法と言えます。これをセットで行っているかどうかで、クラウドファンディング自体の信頼も高まります。

 

クラウドファンディングの場合は、大手新聞社に記事が掲載されることを目指すよりも、小さいメディアやネットメディアに載るほうが、応援してくれる人が多い肌感がありますね。そこから、大きいメディアに掲載されて、広がっていくのが理想的ですね。

 

 

───メディアに取材されるコツはありますか?

 

板越:メディアの目線になり、求められていることを考えるようにすること。そして、マスコミに対してどんなメリットがあるかを考えることです。

 

今までの時代は「私とあなたがうまくいけばいい」という、Win-Winでビジネスがなされていく風潮にあったように思いますが、これからはそうではありません。PRで大事なことは「社会にとっていかに有益な情報であるか」ということ。世の中にとって価値ある切り口で情報を届けることが重要です。

 

さらに、「時代にあっているか?」も考えたほうがいいですね。新しいものは記事に取り上げられやすいです。また、信頼できるデータがあれば、メディアも安心して報道することができます。新規性と信憑性を求められていることを忘れないようにしましょう。

 

また、自分が扱う商品のターゲット層、ライフスタイル、コミュニティなどを考慮し、掲載させてもらう媒体を絞り込むことも重要ですね。

 

 

クラウドファンディングをきっかけとして、届けたい情報を届ける

───クラウドファンディングをPRにとりいれるときに、心に留めておくべきことはありますか?

 

板越:クラウドファンディングで目標達成することを最終目的とするのではなく、その後のビジネスや経済発展への助走だと考えましょう。

PRでは中長期的な信頼関係を構築して、ビジネスを継続していくために、何をしていくか?を考えますが、クラウドファンディングのプロジェクト1つひとつにおいても同じです。

 

そう考えると、クラウドファンディングはテストマーケティングにも使うことができます。たとえば、世に届けたい商品があるとします。でも、「本当にターゲットが必要としているのか」を確認せずに賭けでビジネスをするのはよくありません。

まずは、売れるものなのかを確認するためにクラウドファンディングを使ってみることができるのです。たくさんの支援をいただければ、今後も継続して生産をしていく、という指標になりますよね。

 

 

───最後に、これからPRに取り組む方へのメッセージをお願いします。

 

板越:PRの力は、今、社会にも企業にも注目されています。PRにおいては自分の会社だけが得をするようなことを伝えるのではなく、社会にとって有益なことを届けていくことが大切です。

 

クラウドファンディングにおいても、世の中への貢献を忘れずに行えば、自分たちの力だけでは届けることができなかった人たちへも、情報が届いていく可能性が広がります。

 

クラウドファンディングは、初期費用を必要としません。だからこそ、ビジネスのスタート時や経営継続のための中間地点のふり返りとしても利用しやすいものです。ぜひPRの手法の1つとして、有効活用していってください。

 

 

インタビューを終えて

 

今回インタビューを担当させていただいた、Konoha Shinadaです。

 

このインタビューを通して、記事の関係者だけではなく、社会のみんながハッピーになることを望まれているジョージさんの考え方が、PRやファンづくりの成功につながっていると強く感じることができました。

 

より社会性のあるものが求められる世の中で、私自身も人として社会に有益な情報を、正しく伝えることができるよう努めていきたいと思います。

 

(取材・執筆:PRライター Konoha Shinada / 編集:PRライター Yuri Takebayashi)

 

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