ゆるめのプレスリリース講座を担当している西條です。前回は(https://ninoya.co.jp/ninoya_log/yuru_pressrelease/1505)やる気がでない時の対処方法でした。これを読めば、やる気がでなくてもプレスリリースを作れるでしょう。
今回はプレスリリースは年間で数百万相当の広告効果を生み出せるかもしれないから、リリースしよう!というお話です。 いろいろお金に換算してみます。
子供が大学を卒業するまでに必要な費用
私事ですが先日、2人目の子供が生まれました。2人目も男の子です。賑やかになりそうです。
子供が大学を卒業するまで、一般的に必要とされているお金は3000万円ぐらいと言われています。
子供2人ですから6000万円!フゥーーーー。。。となりますよね。
加えて賃貸もしくは住宅ローン、現状の生活と老後を考えますと、これからの20年で1億円ちょいのお金が必要です。
20年でざっくり1億円ちょい必要・・・
細かい計算方法はいろいろありますので省略します。20年で、ざっくり1億円ちょいです。おそろしい。
ざっと1年で計算すると500万円の現金が必要です。税金等を考えると世帯年収で700万円ぐらい必要になります。
年収が700万あれば楽!ではなく、そのうえで節約を20年間心掛ければ、なんとかなるかもしれないという金額です。
もちろん教育の方針や環境によって、金額は大きく変わるでしょう。
家庭の働きかたは、だいたいが共働き?
一般的な平均年収から考えますと、多くの場合は共働きが必要になります。
女性の社会進出の推進もあり、共働きしやすい環境は出来てきているでしょう。
でも女性の社会進出の影に男性の家庭進出があり、男性の家庭進出は誰も応援してくれません。仕事も子育てもする男性諸君は、涙目なところです。まあそれでも女性の方が大変なケースが多いはずです。
もちろん男性が稼げる家庭は、仕事は男性、家庭は女性と役割分担されるところも多いでしょう。
年収800万以上あるかたは、労働人口の10%ぐらいの方でしょうから、いずれにしても子育ては余裕という家庭は少ないんじゃないかと思います。
暗い部分だけ悩んでも意味がない
20年で1億円ちょい・・・・、そう考えると重く暗くなります。最近悩んでいるんです。。。。
当然ながら、20年後のことなど、誰にもわからないのですから、悩んでも仕方ありません。過去はもちろん、未来の心配まで考えると、体が持ちません。
デールカーネギーの名言のように、今日という区切りのなかで楽観的に生きるしかないわけです。前向きに。
子供の笑顔をお金に換算してみよう!
そこで子供の笑顔をお金に換算してみました。
1人3000万ぐらいお金が掛かるという現実からは目をそらし、子供の「笑顔」を、いくらなら買っても良いか考えました。
我家の2歳児の輝くような笑顔を見ながら換算しました。私なら1回(1笑顔)500円なら買ってしまいます。1000円でも買っちゃうかな。2000円だと悩みます。
私にとって、子供の笑顔は500円以上の価値と感じているようです。大体1日10回ぐらい(もっと見てるかも)子供の笑顔を見るとします。
月で300回ですから、1ヶ月で15万円相当の幸せをもらっています。
12ヶ月で180万です。
中学生になると笑顔も減るかもしれませんので、12歳ぐらいまでとして10年間で計算すると1800万円です。
もし1回(1笑顔)1000円として多めに計算すれば、3600万円になります。
子供2人で、これから10年間で多めに見ると7200万円の幸せを貰うことになります。
20年で考えれば、子供2人育てるのに必要な6000万円以上の価値を十分回収できるでしょう。
さらに子供の笑顔を引き出して儲ける
私はできるだけ回収するように、毎日早く家に帰って、子供の笑顔を見るようにしています。
子供との時間はできるだけ、笑いを引き出します。
例えば、耳の穴をほじくりっこしたり、食べている途中を見せっこしたり、それだけで大爆笑。
このまま順調にいけば、2億円ぐらいの価値を回収できるかもしれません。トータルで1億円ぐらいお得な計算です。
なんだか未来が明るくなりました。
やる気を出すための捕らぬ狸の皮算用
そんな馬鹿な計算あるかい!なんて声が聞こえてきそうです。ごもっともです。俗に「捕らぬ狸の皮算用」とも言います。でも前向きに行動するための原動力には、もってこいなのです。
捕らぬ狸の皮算用 wiki
手に入れていないものを当てにして、様々な計画を立てること。
これは広報活動におけるプレスリリースにもあてはまります。
プレスリリースを作るメリットは、ありまくりなんです。年間で数百万相当の広告効果だって生み出してしまうんですから。
まず自社のサービスや商品の情報をメディアに配信することで、無料で宣伝ができ、集客アップや知名度向上につながります。
またプレスリリース用資料を作ることで、取引先やお客様への資料としても利用できます。
プレスリリースの効果を「捕らぬ狸の皮算用」で計算してみましょう。
自社のサービスや商品を、月1回プレスリリースしたとします。平均的な例として「Web大手メディア2件」「Web中小メディア4件」「専門雑誌2件」に掲載されたとします。これを広告費用に換算してみましょう。
<プレスリリースをした場合>
①Web大手メディアの記事は、1記事8000人が見るとします。
②Web中小メディアの記事は、1記事400人が見るとします。
③専門雑誌の記事は、2万部発行で購入者の4人に1人が、記事を見るとします。
④プレスリリースしたことで、googleの上位に表示されやすくなるとします。
①:2記事×8000人=16000人。
②:4記事×400人=1600人。
③:2誌×5000人=10000人。
④:検索から3000人。
①+②+③+④=約30,000人です。
<広告費用にした場合>
興味がある人に、情報を知ってもらう広告費用を20円と設定してみます。計算:30000人×20円=60万円になります。12ヶ月で720万円です。上記の計算から、年間で720万円の広告効果があるのが分かります。
プレスリリース利点に興味があれば、昔書いたプレスリリース利点を参考ください。
http://www.furimuke.com/2013/02/blog-post_4605.html
やる気が出たらプレスリリースに是非挑戦してみてくださいね。
プレスリリースが定着して、ある程度知名度のある会社になれば、上記の皮算用ぐらいの掲載は獲得できます。
初めはなかなか掲載されないので、継続は力なりです。がんばりましょう。子育ても。。。。。ブログも。。。プレスリリースも。。