憧れのフリーランス女性に聞く!ときめくキャリアの創り方

フリーランスは“手段”。目的や夢から逆算して、働き方を選択しよう。新しい職を生み出した女性に聞く、活躍しつづけるための小さな工夫~アートメディエーター 冠那菜奈さん~

フリーランスで働くことを視野にいれ始めたら、まず、「なぜフリーランスになりたいの?」を考えてみると、違った視点が見えてくるかもしれません。

今回お話をうかがった冠さんは、やりたいことを実現するために“アートメディエーター”という今までにない新しい職をつくり活動を始めました。それから約8年。現在は各地の芸術祭やアートプロジェクトで活躍しています。

 

フリーランスを選ぶとき考えておきたいことや今すぐできること、活躍し続けるための心がけを、PRライターのもりおかゆかがお聞きしました。

 

「自分は何をやりたいか」をしっかりと持つことがフリーランスの第1ステップ

───冠さんは、大学卒業後からずっとフリーランスで活動されています。フリーランスを選んだのはなぜだったのでしょうか。

冠那菜奈(以下、冠):きっかけは、就職活動に違和感を覚えたことです。美術大学では自己表現を学んできたのに、就職活動となったとたんにみんな同じような格好をして、会社の価値観に合わせようとするのはおかしいなと感じて。

新しいものを生み出すことを勉強してきたのだから、すでにある「職に就く」だけではなく、「職を育てる」のはどうかと思って「アートメディエーター」と、名乗り始めました。

 

アートメディエーターとは、あらゆるヒト・モノ・コトを、アートを介してつなげる人、という意味でつけました。

アートというと日常生活とかけ離れたものをイメージする方も多いかもしれませんが、たとえばビジネスでも必要な先を読む力や想像力もアートのひとつで、それは誰しも必要な力だと思っています。

 

いまは、各地の芸術祭やアートプロジェクトを通して、アートと社会をつなぐ活動をしています。

今までになかった新しい職種も増えていますし、職に「就く」だけではなく、自分が好きなことや実現したいことを明確にしたうえで、どんな仕事があるのかを探せるといいですよね。新しくつくってしまうのも良いですし。

 

 

───フリーランスとして心がけていることや努力していることを教えてください。

冠:スケジューリングやタイムマネジメントは、今でも課題だなと思います。フリーランスは、良くも悪くもオンとオフを分けきれないところがあります。

私の場合は、行きたいイベントや会食があればそちらを優先し、そこに合わせて仕事のスケジュールを立ててバランスをとっています。無理をすると身体を壊してしまうので、どこが自分の限界か、毎回見極めながら仕事をしています。

 

それと、プロジェクトベースでチームを組んで仕事をすることが多いので、異業種の方と関わることも多く、「この人はどういう人かな?」「何を考えているのかな?」「自分と共通することはなんだろう」とか、相手のことをよく見て、知ることが肝心だったりします。なので、人間観察も日々していますね。

これらのことは、どんな職業でも大切なことだと思うので、フリーランスになる前から意識してみてください。

 

名刺にひと工夫、で「思い出してもらえる人」になる!初対面の印象が仕事につながるカギ

───どのようなかたちで仕事に発展していくことが多いのでしょうか。

冠:知り合った方からの紹介が1番多いですね。1度一緒に仕事をした方はもちろん、どこかのアートプロジェクトの現場でお会いして、ご挨拶しただけの方もいます。だからこそ初対面の方には、「自分が何をしているのか」「何をしたいのか」を伝えることを大切にしています。

 

大学時代から、はじめて会う方とより1歩踏み込んだコミュニケーションをとるために、名刺を数種類作って選んでもらっていました。「どの名刺がいいですか?」と(笑)。

会話の糸口になりますし、そこから話が発展していくことも多いので、自分にとっても相手にとっても印象に残りやすくなるのではないかなと。今は、名字が「冠」なので、「冠型」の名刺で自己紹介をしています。

フリーランスで仕事をしていくには、自分の強みや得意なこと、やりたいことを積極的に伝え、「思い出してもらえる人になる」ことが大切だと思います。

 

 

───フリーランスとして働くことを選ぶとき、必要なことはなんでしょうか。

冠:限られた人生の中で「自分が何をしたいのか」考えることだと思いますね。

フリーランスは「手段」であり、選択肢のひとつ。私がフリーランスとして活動しているのは、いろいろな人と関わってアートに触れる機会を社会に広げていきたいからです。

会社に所属はしていないけれど、企業のプロジェクトに出向することや、個人・会社・組織と組んで仕事をすることも多いです。会社の規模だからこそできる仕事もありますから、目的の実現のためにどんなチームを組んでいくのか、チームの組み方や仕事の仕方を工夫していくといいですよ。

 

「自分がやりたいこと」の実現のために、いろいろな方とチームを組んで仕事ができるのは、フリーランスの楽しさのひとつです。

 

「実行力」も評価対象。いまこの瞬間に「やりたいこと」をアウトプットして!

───フリーランスを目指す人たちが、今から準備しておけることはあるでしょうか。

冠:「やりたいこと」をアウトプットしておくことですね。ブログやnote、SNSでもPDFでも、形はなんでもいいので、「自分はこれができる」「こんなことをしたい」と相手に伝わるツールをつくってみてください。

つくる過程で、きっと自分の頭も整理されます。こういうツールがあると、思い出してもらいやすいし、仕事を頼んでいただきやすいです。

 

自分の名前で仕事をするということは、「自分だからこそできること」を周りの人に知ってもらうことが大事です。それは表現しないと見えてこないですよね。

「やってみるかどうか」の実行力も、フリーランスは見られていると思いますね。小さなことでも、自分が何をしたいか表明したことは、行動にうつす。いまは、SNSでも気軽に発信できますから、報告するつもりで、有言実行をおすすめします。

 

 

───最後に、これからフリーランスを目指す方へメッセージをお願いします!

冠:本当にやりたいことがあるのなら、「やっていいのかな?」ではなく、「やっちゃおう!」と応援したいですね。

やってみることで足りないことに気付けたり、人からフィードバックをもらえたり。ビジネスも、アーティストや研究者と同じで、トライ&エラーのくり返しが大切です。

 

それから、とりあえず自分が興味を持ったものを探ることも必要です。誰でも、最初から行動にうつすのは怖いものなので、実際にイベントなどに足を運ぶのもいいし、本を読んで知識を得るのもいい。

小さなステップから、先行投資だと思ってやってみてくださいね。とにかく「やってみたい」という気持ちを大切に、1歩踏み出してみてください。

 

インタビューを終えて

「自分がやりたいことをやるための手段としてフリーランスがある」冠さんの言葉は力強く、改めて、働き方としてではなく、「なにを実現したいのか」を自分と向き合ってフリーランスを考えたいと感じました。限られた人生だからこそ、やりたいことにはトライしてみないともったいないですよね!

 

「someday is not a day of the week」(いつかという日は、1週間にはない日である)最近、心に響いた言葉です。いつライトを当てられてもいいように、今日からアクションを起こしていきたい、そんなふうに考えさせられるインタビューでした。

 

(取材・執筆:PRライター もりおかゆか / 編集:PRライター 井澤 久美子)

 

関連情報

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PRライター/PRプランナーとしてninoyaでも活動してきた、かみむらゆいが2016年に設立。PR・マーケティング、キャリアプロデュース(フリーランス支援・NYとつながるサービス)によって、企業や人びとの「セレクト」=「価値のある選択」をサポートする会社です。

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