憧れのフリーランス女性に聞く!ときめくキャリアの創り方

「好き」「やりたい」を仕事にする。3つの業種で活躍するフリーランス女性に聞く、夢を叶えるための方法~美容・空間・イベントデザイナー内田愛里さん~

フリーランスとして働いていくと決めたとき、仕事はどうやってつくるのかな?それをどんな風に継続していくの?と漠然とした疑問や不安を抱える方も多いと思います。

今回取材をしたパラレルワーカーの内田さんは、美容のトータルアドバイザーやセミナー講師としてのお仕事が5割、空間デザインが3割、イベントの企画やMC関連が2割という3つの分野でプロとして活躍されています。

 

フリーランスの仕事は、1人ではなく、周りと協力しながら力の貸し借りができるのが魅力とのこと。フリーランスとして活躍するための秘訣をPRライターの斉藤里菜がお聞きしました。

 

自ら動き、発信していくことでチャンスは引き寄せられる

───どのようなきっかけでフリーランスになったのでしょうか?

内田愛里(以下、内田):もともと何か自分で仕事をやりたいという想いをいだきながら、OLをしていたんです。働きながらそれを模索している中、地元福岡で宿泊業や旅のプロデュースをしたいなと考えはじめ、おもてなしのサービスをしよう!という夢を持ったのがきっかけです。

でも何も分からない状態だったので、まずは知識と経験を積もうと考えてOLを辞めました。夢を叶えるためにも、やりたいことに通じる4つのアルバイトを掛け持ちすることにしたんです。それだけでなく、経営者やフリーランスの方が集まるイベントや企画にも積極的に参加するよう意識して、あらゆる人と知り合うことで人脈も広げられました。

 

その出会いの中で、自由な働き方や好きなことを仕事にしている方たちを見て、私もこんな風に仕事をしたいと思ったんです。そこから、自分にできることを探して、3年前から今の3つの仕事に集約しています。

空間デザインも美容もイベント企画も、初心者だったところから実戦でスキルを身につけていきました。どれも好きなことだから諦めずにできるし、やりたいと思えるし、興味がもっと湧いてきます。

 

───フリーランスとして心がけていること、工夫をしていること教えてください。

内田:出会う人に「私こういうのができます!」と自分ができることを言葉にして発信していくことを大切にしています。

実際、それを聞いた方に思い出してもらえて、仕事につながる機会が増えたんです。そして、依頼された仕事には「やります!できます!」と言葉にして、チャンスを逃さないようにしています。

 

その結果、過去には大イベントの部門統括を任せていただいたり、最近では美容サロンの企画にトライできたりしています。任されたからには相手の期待以上の成果を出そうと努力するので自己成長できますし、信頼も得られるので次の仕事にもつながります。フリーランスは人とのつながりで仕事の幅がどんどん広がっていくので、言葉にして発信していくことはとても重要ですよ。

 

あと、尊敬している方と過ごす時間も大切にしています。その中で得られるものは私にとって刺激になり、やはり自己成長につながっていきます。自分の可能性を広げるためにも、誰とどんなふうに過ごすかも意識してみるといいと思います。

 

仕事の成功に必要なのは、「休む時間」と「チームワーク」

───不安になったときはどのように気持ちを切り替えていますか?

内田:時期によって仕事量にムラがでると、不安な気持ちになることもあります。そんなときは、フリーランスだから実現できる時間のつくり方や使い方にフォーカスして、気持ちを切り替えています。

 

たとえば、仕事が落ち着いた時期には大好きな海外旅行に1か月半ほど行ったりします。これは会社員だとなかなかできないことで、フリーランスのメリットの1つですね。

私の場合は海外に行き、日本にはない建築や内装のデザインからインスピレーションを得ることが多く、それらを写真や文章にしてストックし、仕事に活かしています。

 

しっかり休んで気持ちを切り替えていくことで次に進んでいけると思いますよ。なので、休む時間を確保するために、日ごろから翌日の流れをすべて書き出して「すきま時間」を見える化するようにもしています。

 

───フリーランスとしてのやりがいを感じるのはどんなときでしょうか?

内田:力の貸し借りをしながらチームワークを築き、一緒に仕事をつくっていけるのは、フリーランスの大きなやりがいですね。

どの仕事も私だけで完結することはないんです。イベントの仕事であれば、統括や運営、進行をしてくれる人が必要で、その人たちの力を借りなければ仕事は成功しません。それぞれの分野で得意な人、詳しい人の持ち味を合わせて仕事をしています。

 

みんながサポートしてくれる分、私もチームのために何ができるかを常に考えて動くようにしています。それで、周りの人たちから「ありがとう!」「愛里がいてくれたおかげ!」と言ってもらえたときは、やっぱり1番うれしいですね。

 

こうやってチームで仕事をしていると魅力的な方との出会いも多く、私はライフスタイル、美容、MCなど、それぞれの分野ごとに理想や目標とする方に出会うこともできました。その方たちから得る学びがあることも、やりがいに通じます。

各分野に精通している人や得意な人から学びを得て、自分のペースで成長していけるのはフリーランスならではだと思いますね。

 

小さな1歩でも夢は近づく。後悔しないために動き出そう!

───これから叶えたい夢や目標を教えてください。

内田:誰かの力になれる、力をあたえていける女性になりたいという想いがずっとあり、目標です。これが私の軸になっていますね。

私自身もともと肌にコンプレックスがあったのですが、知識をつけて変化したことで自信がつき、周りからの評価も変わったという経験があるんです。それがうれしくて、同じように悩む女の子たちの力になりたいという想いで美容の仕事に取り組んでいます。また、イベントの仕事は、人に元気をあたえ、楽しさを伝えたいという想いでやっています。

そして、日本の良さを知ってもらうために、いつかニューヨークにジャパンタウンをつくることが最終的に叶えたい大きな夢ですね。そこに向けて、まずは4年後に地元福岡での宿泊業を目指しています。

 

今の仕事はすべて、叶えたい目標や夢のためのステップなんです。

最終目標までの道のりを逆算し、スモールステップでも自分ができることから始めることで、着実に夢は叶えていけますよ。まずは自分の根幹にある想いを大切にし、できることから挑戦してみてください。

 

───フリーランスを志している方へのアドバイスをお願いします!

内田:1歩踏み出すことに悩んでいる方は「今日まで会社員、明日からフリーランス」みたいに0か100かと捉えずに動きはじめてほしいです。

会社員をしながらでもフリーランスでの活動はできます。興味のある分野や活かせるスキルがあるならば、働きながら空いた時間でできることや、やりたいことを試してみて、徐々にフリーランスの割合を増やしていくのがおすすめです。

 

後悔しないためにも、好きなこと、やりたいことはやっていいんです。昔の私は周りに合わせたり、自分の意見を言えなかったりする性格で、後悔することがいっぱいありました。

でも、学生時代の留学を機に、素直に自分の気持ちを相手に伝えていい、やりたいことをやってみていいんだ!と思えるようになってから本当に気持ちが楽になって。それからさまざまな可能性が広がっていきましたし、大変なときも「なんとかなる!」と思えるようになりました。

行動することで、自分の可能性は広がります。後悔のないよう、ぜひ動き出してみてください。

インタビューを終えて

こんにちは。今回インタビューを担当したPRライターの斉藤里菜です。

いままで私のなかで「フリーランス」と「チーム」は、一見すると相反する印象の言葉でした。しかし、周りの仲間と協力し合うからこそ、自分の持ち味はさらに発揮できるんだという内田さんの働き方は新しい気づきになりました!

インタビューを通じて、フリーランスだからこそ得られる多様な出会いを、1つひとつ大切にしていきたいなと改めて感じています。

 

そしてつぎに何か挑戦したいと思ったときには、いま何が「できるか」だけを基準にせず、何を本当に「したいか」という想いに向き合って、後悔しない選択をしていける自分であろうと強く思います。

 

(取材・執筆:PRライター 斉藤里菜 / 編集:PRライター 吉川実久・PRライター 井澤久美子)

 

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「PRを活かしたキャリアアップ」や「PRを活かした働き方」を目指すPR人材が所属し、プロジェクトごとのチーム体制でお客さまのPRをサポートするPRプランナー・PRライターのプロダクションです。

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