女性限定キャリアの学校『はぴきゃりアカデミー』代表のカナザワです。
オリジナル素質診断ツール『統計心理学i-color』を通して世の中を見ると、自分の「強み」も見えてくる!? 「恋する仕事」発見のヒントをお届けするコラムです。
i-color12色の特徴はこちらから
元プロ野球選手の清原さん。今は容疑者となってしまいましたが。西武の頃からファンでした。
巨人時代はバックネット裏で野球観戦したことも。バッターボックスに立つ清原選手のオーラにしびれたものです。
刑事事件でもありますし、この話題を取り上げるつもりはなかったのですが、ちょっと見過ごせない記事を読んでしまいまして。
かつてKKコンビとして活躍した桑田真澄さんの発言です。
桑田氏は清原容疑者と、2~3年前に既に連絡を取らなくなっていたことを明かした。
それまでは清原容疑者に「スポーツマンである以上、暴力、ドラッグからは遠い存在でいるべき」などと「小姑のように言い続けてきた」という。
しかし3年ほど前、清原容疑者から「一切関わらないでくれ」と言われ、「お互い大人だし、おまえがそう言うならそうしようと」と、“決別”したという。
「小言を言われるのは嫌気が差したんでしょうね」と当時を振り返り、「言い続ければよかった」と後悔の念も口にした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160204-00000051-dal-base
桑田さん、気づいて助けようとしていたんですね。
でも、清原さんには伝わらなかった。
伝わらなかったどころか、疎まれてしまいました。
桑田さんのi-colorはピンク。
ピンクという色から、明るい雰囲気を想像する方が多いかもしれませんが、実際のi-colorピンクさんたちは、近づきがたい雰囲気を持っている人が多いです。
なぜかというと、i-colorピンクさんにとって「信頼関係」がもっとも大事だからです。
初対面や関係の浅い人たち中にいるときは、決して素の自分を出しません。逆に、お互いに信頼しあえる関係の中では、のびのびと自分らしく力を発揮します。
信頼関係ができるまでは、相手との距離を計るi-colorピンクですが、一度「信頼できる」と心を開いた瞬間に人が変わります。急に相手にとって「耳障りの悪いこと」を言い出すのも、そのひとつ。
これには、i-colorピンクの持つ「もっとよくしたい」という素質が関係しています。
i-colorピンクが人育てが得意なのも、まさにこの素質のなせる業。
なでしこジャパンを世界一にした佐々木監督や、楽天を1位に押し上げた星野前監督がi-colorピンクだと言えば、なんとなくつかんでいただけるのではないでしょうか。
相手にとって「耳が痛い」ことを言うのは、相手を思うからこそ。愛です。
しかしながら、桑田さん本人がコメントしている通り、「小姑」並のくどさは否めません。
で、ここからが問題なのです。
清原さんのi-colorはブルー。くどくどと長話されるのが大っ嫌いという素質。
以下は、友人夫婦が「私あのとき離婚を考えていたの・・・と夫に伝えてみたら」というイベントで対談をしたときの記事の一部です。
i-colorブルーの旦那さまのコメントに注目です。
私の両親はそこまで仲悪いってわけではないですが、私は母親のことがものすごく嫌いだったんです。
私の母親は関西のおばちゃんなんで、自分が小さい時に「あんた何してんの? ちゃんとしい」とか「勉強しい」とか、やいやい言われて。私は自由に放っておかれたいタイプなんで、言われるのがすごい嫌だった。それこそ思春期の時に、ちゃぶ台ほんまにひっくり返した。で、おかん泣くみたいな(笑)。
おかんから、やいやい言われるのが生理的に嫌だった。
i-colorブルーは1言えば10わかる頭のよさが強み。くどくど話をされるのは苦痛以外の何物でもありません。
そんなi-colorブルーですが、ひとつだけ聞く耳を持たせる方法があります。それは、i-colorブルーが心から尊敬している人の言葉。i-colorブルーの権威志向には、自分と同等や目下の意見は通りません。残念ながら。
もし私が桑田さんだったら、清原さんが崇拝する人・・・たとえば長嶋茂雄終身名誉監督に根回しするかな・・・。
一日も早い清原さんの更生を期待しております。