インターネットを巡る旅

2020年7月に注目を集めたWebサービス4選

最近、新たに公開され話題となったWebサービスの中から、個人的に気になるものをまとめました。2020年7月版です。

『食べログモール』『トレタ テイクアウト』『CRAFT BEER PASSPORT』『一行文庫』の、計4つのサービスをご紹介しております。

食べログモール

全国の飲食店のグルメを「お取り寄せ」して購入できるECサイト。

なかなか予約の取れないお店、常に行列の絶えないお店、地方にあって足を伸ばせない名店などの味を、自宅で楽しむことができます。

食べログならではの情報量と品揃えが大きな特徴となっており、グルメな目利きによるコメントも充実。お店はもちろん、食べ物のジャンル別に検索して探すこともできます。リリース間もないため掲載数はまだ少ないものの、店舗数も商品数も増やしていく予定とのこと。

トレタ テイクアウト

飲食店向けのテイクアウト受付サービス。

決済機能のついたお店独自のテイクアウト受付フォームを作成可能。最短で当日から利用でき、決済手数料以外は無料となっています。

システムはシンプル。お客様はフォームでメニューを選択し、決済情報を入力。すると店舗側に注文情報が届きますので、準備をしたら受け取りに来たお客様に渡すだけです。自社サイトのほか、チラシやSNSに掲載して利用することも可能。

CRAFT BEER PASSPORT

クラフトビールのサブスクリプションサービス。

月額2,800円(税込)で1日1杯のクラフトビールを飲むことができる、定額制サービスです。対象となるのは、キリンビールが提供する「Tap Marché」のクラフトビール。

あらかじめサービスに登録しておけば、月〜金の平日であれば1日1杯のクラフトビールが無料に。20種類以上のビールを、全国200以上の対象店舗で飲むことができます。毎日飲めば1杯約140円の計算となりますので、ビール好きには嬉しいサービスですね。

一行文庫

本の全文を一行で読めるサービス。

本の全文を「一文」にするという独特な体裁を採用しており、サイトに行くと縦に長ーーーーーい形で名作文学などが掲載されています。

現在は『走れメロス』『羅生門』『注文の多い料理店』などの青空文庫に掲載されている名作文学のほか、田丸雅智さんのショートショート作品、そしてこのサービスを制作された岩下智さんのオリジナル作品を、すべて「一文」読むことができます。

まとめ

以上、『食べログモール』『トレタ テイクアウト』『CRAFT BEER PASSPORT』『一行文庫』の4つのサービスを紹介させていただきました。

意図せず食べ物関係のサービスを多く取り上げることになりましたが、その内容を見ると新型コロナウイルス感染症の影響が垣間見えます。外食が避けられるようになった結果、いち早く対応を迫られたのが飲食業界であり、こういったサービスは今後も多く登場することでしょう。

サービス内容も多くが「新しい生活様式」に対応したものとなっており、消費者目線でも嬉しいものばかり。「気になっていたお店の食べ物を、テイクアウトきっかけで初めて食べられた」という話もしばしば聞きますし、このあたりの需要を満たすサービスも出てくるかも知れませんね。

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けいろー

フリーライター。ネットカルチャーと共に育ってきたゆとり世代。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレット等。

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