インターネットを巡る旅

早くも心が折れそうな人へ、楽しくブログを続けるための3つの考え方

新年度が始まり、早くも2ヶ月が過ぎました。今年に入ってからブログを始めたという方の中には、年度が変わる4月のタイミングで開設した人もいるのではないでしょうか。

そして、もしかすると――そろそろ、継続的に更新を続けることが辛くなってきた頃かもしれません。

 

ネタがなかなか思い浮かばない。いざ書き始めても筆が乗らない。書き終えても中途半端に見える。コメントがつかない。アクセスが伸びない。

――最初はわくわくしながらキーボードに向かっていたブログも、慣れてくるとどこか作業じみてくるもの。一人で続けていることに果たして意味はあるのかと、停滞感を覚えることは往々にしてあると思います。

 

そこで今回は、マンネリ化を避け、楽しくブログを続けるための考え方をご紹介します。あくまで個人ブログ運営者からの視点になりますので、念のため。

 

 

「時間」を決める

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ブログに限らず、物事を継続するための、最も基本的な考え方ですね。

 

ある行為を「習慣」として日々続けようとするのであれば、毎日いつも決まった時間に取り組むことが肝要です。眠りにつき、目覚める時間に大きな差がないように。朝・昼・晩と、ほぼ決まった時間に食事をするように。

……中には、生活リズムが固定されていない人もいるとは思いますが。

 

食う・寝る・働く・遊ぶといった当たり前の生活行為と同様に、ブログに関しても「時間」を決めて取り組んでみることです。そうすれば自然と「習慣」として身体に活動がインプットされますし、その「時間」を確保するように行動したり、ネタを考えたりするようにもなります。

 

実際、自分の知るブロガーさんの話を聞いた限りでも、いつも同じ時間、同じタイミングでブログを書いている人は多くいます。朝の30分間とか、通勤電車で移動中にとか、おやつの時間の小休止ついでにとか。

合わせてブログを投稿する「時間」も決めてしまえば、読者さんからもいつ更新されるがわかるので良いかもしれませんね。

 

他のブロガーと交流する

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ブログを続けていると自然と意識されるのが、「読者さん」の存在です。最初の頃は固定読者がなかなかつかず、そもそも他人に読まれているかどうかも怪しいため、モチベーションの確保が問題になることもあります。コメントのひとつでもつけばいいんだけど……。

 

そういった「外」からの動機付けが必要だと感じた場合には、自分から「外」へ出て行く一手があります。

 

具体的には、自分と同じようにブログを持って運営している、他のブロガーさんと交流すること。自分の気になる、読んでいておもしろいと感じたブログのコメント欄に書き込んだり、Twitterなどで直接的に感想を伝えることで、交流を図ります。

 

素直な感想を悪く思う人はあまりいませんし、自分に関心を持ってブログを読みに来てくれるかもしれません。記事を読んでもらった結果、同じようにコメントを残してくれるかもしれませんし、そのままSNSでやり取りが始まるようなこともあります。

 

「名無しさん」ではない、ハンドルネームを持つ「特定の誰か」が読みに来てくれることはこの上なく嬉しいもの。お互いに感想を伝え合うことで励みにもなりますし、刺激されてブログの中で相手の記事に言及するような機会もあるかもしれません。

 

いずれにせよ、ブログの「外」に動機付けを求めようとするのであれば、他のブロガーさんと交流するべく動いてみるのは、決して悪くないことだと思います。何より、楽しいですし。

 

ただ、必要以上に干渉したことでお互いに悪影響を及ぼすなんてこともあるのでバランスを意識する必要はありますし、そこでドストレートに「よかったらうちのブログも読みに来てください!」とお願いするかどうかは、その人の戦略次第になるとは思います。

 

「楽しむ」ことを最優先にし、無理に書かない

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長く「書き続ける」ために、無理に「書かない」というのもひとつの考え方です。

 

ブログを書く「時間」を決めてパソコンに向かったはいいものの、ネタが思い浮かばず、指も動かない。

――特に書きたいことがない日には、「ああ、今日はそういう日なんだ」と考えて、「書かない」のもいいんじゃないかと思います。無理に書いたところで、それが読まれるかどうかは怪しいですし。

 

スポーツのトレーニングでは「休養日」が必須だと言いますが、まさしくそれですね。毎日欠かさず続けることは大切ですが、無理を強いれば身体を壊しかねません。

休息期間に鍛えられた筋力が定着するという話もありますし、一定周期で「休養日」を設けることで体力を回復して、次に備えるのは自然な流れなのではないでしょうか。

 

もちろん、逆に「無理に続ける」ことで習慣づけて、大成するような人も少なくはありません。その点は個人差があると思いますので、自分の性質を鑑みて調整してみてください。無理すると失速してやめてしまうタイプなのか、無理することで鍛えられて楽しくなってくるタイプなのか。

 

僕個人の考えとしては、何より「楽しむ」ことを最優先にするよう、おすすめしたく思います。

実感として、楽しく書けた文章はよく読まれるような傾向にありますし、無理やりひねり出した記事が良い意味での注目を集めた例は稀です。何はともあれ、自分の感情を大切に。

 

まとめ

冒頭に書いたように、以上は完全に「個人ブログ」の視点からの考え方になりますが、改めて見ると、実は意外と企業ブログなんかにも当てはまるんじゃないかと思います。

 

「『時間』を決める」は要するにスケジューリングと「締切」のことですし、Twitterの企業公式アカウントなんかを見ていても「他のブロガー(ユーザー)と交流する」は当たり前に行われています。また、商業である以上は質を優先にしているところも多く、「無理に書かない」は徹底されているはずです。

 

僕はまだブログ歴3年目の若造ですが、それでも同時期にブログを始めて交流していたブロガーさんが何人か更新停止してしまっている現状を見ると、やはり年単位で続けるのは難しいのかもしれません。生活環境の変化もあるでしょうし、それによって自分が突如やめてもおかしくないとは思いますし。

 

一方で5年以上、10年以上も更新を続けている先輩のブログを読むと、相応の積み重ねがあることが実感できます。単なる雑記的な内容でも重みがあるというか、「読ませる」文章になっているんですよね。その点、最終的には、おなじみの故事に帰結するのでしょう。

 

「継続は力なり」、です。

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けいろー

フリーライター。ネットカルチャーと共に育ってきたゆとり世代。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレット等。

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