インターネットを巡る旅

Web集客を知るならば、インターネットを旅しよう

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インターネットは好きですか?

僕は、とってもとっても好きです。

 

平成元年生まれの僕が初めて触れたパソコンは、父親が買ってきたMacintosh。

タウンページよりもちょっと薄くて小さめの、銀色のノート型PCです。

 

最初は内蔵ゲームを弄らせてもらったのですが、あまり楽しめませんでした。

それなら、友達とゲームボーイでポケモンをプレイする方が楽しい。

かっこよくて、高級そうで、でも便利なのかどうかは全然分からない、謎の物体X。

そんな物体Xを用いて、僕が「インターネット」と出会ったのは、小学6年生の頃でした。

チャット、お絵かき掲示板、個人サイトで交わされるやり取り。

僕にとってのネットの魅力は、見知らぬ他人との交流にありました。

 

そして、それは、あれから10年以上が経った今でも変わっていません。

 

見知らぬ他人に限らず、現実生活の人間関係も巻き込んで、どんどん拡大していく電子の世界。

時としてそれは、「怖い」「よく分からない」ものとして語られることもあります。

 

でも、「分からないからどうでもいい」ではもったいなくありませんか?

 

例えば、今や学生同士の必須ツールとされる、コミュニケーションアプリのLINE

そこではチャット形式のやり取りの他に、「スタンプ」と呼ばれるイラストで感情を表現することがあります。

スクリーンショット 2014-07-09 9.44.28

LINEの公式サイトより。

 

「OK!」や「GOOD!」のような文字が入ったスタンプだと、基本的にそれが示す意味はひとつだけ。

ところが、使う文脈や場面によって「別の意味」がもたらされ、思わず笑ってしまうような使い方もできるのです。

 

“俯いている”スタンプと“お腹を抑えている”スタンプに「台詞」を付け加えることで、思いもしない物語が。

 

同様に、キャラクターの手の仕草を文字と同期させることでコミュニケーションをしている形。

 

お母さんの勘違いで、精神的に攻撃を食らった就活生。
本来は、ブラウン(クマ)がコニー(ウサギ)の顔面に膝蹴りを入れている図かと。

 

これらは、いわゆる「画像ネタ」の一種と捉えることができます。

写真やマンガのコマに全く無関係の言葉や台詞を付け加えて、シュールな笑いを引き起こす、一発ギャグですね。

 

LINEに限らず、ネットでは様々な「ネタ」が日々生まれ、消費されています。

 

それらは一見すればお粗末で、無駄なものかもしれません。

けれど、数々のWebサービスのユーザーは、そこで交わされるコミュニケーションに惹かれ、集まっていることも事実です。

 

ネットを知るには、まず、そこにあるサービスを知ること。

次に、そのサービスを利用しているユーザーを知ること。

そして、そこで交わされる独特の「コミュニケーション」を知ること。

 

僕はその「コミュニケーション」に昔から魅力を感じ、自らもサービスに触れながら追いかけてきました。

 

今なお広がり、独特の文化圏を形成し続けるネットの世界。

ここではその魅力と面白さを伝えるべく、具体的な事例を挙げつつ紹介していこうと思います。

 

それでは、インターネットを巡る旅へと参りましょう!

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けいろー

フリーライター。ネットカルチャーと共に育ってきたゆとり世代。執筆実績として『HATSUNE MIKU EXPO 2016 Japan Tour』公式パンフレット等。

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