経営理念
経営を、もっと穏やかに。
会社を急いで大きくすることよりも、昨日の仕事が今日の信用となって明日の顧客を連れてくる。そんな事業の在り方に愛着を持ってninoyaを続けています。
思い起こすのは独立したばかりのころです。広告予算も営業担当もなく、仕事で得たことをブログに書くと見知らぬ読者から相談が届きました。相談に応えて得た知見が次の記事になり、また次のお客さまを連れてくる。そうして事業が回りはじめた感触を今も覚えています。あれから12年、WordPressテーマのNew Standardは2,500社に導入され、婚活サービスのキャリ婚は20,000人の会員に利用されています。
焼津の水産会社の仕事も忘れられません。原材料を加工し終えたばかりで、商品名も売り方も白紙でした。名前をつけるところから一緒に考え、ACジャパンの「抱きしめる、という会話。」というコピーで知られる佐藤康生さんの「オレは摂取す」というネーミングを起点に、記事広告とアンバサダー施策を組み立てました。それから8年近く経ったある日のこと。社長とお酒を交わし「当時の費用は今思えば安かったですね」と笑ってもらえたとき、私の仕事はこうした瞬間のためにあるのだと思いました。
マーケティングに成功を約束できる方法はありません。だからこそ施策を売って去るのではなく、試した結果をともに見て、次の手を考える。ninoyaという社名の由来は「次の一手」を指します。
時間をかけた仕事が信用になって残り、経営者が自分にしかできない仕事へ時間を使えるようになる。そんな事業の育ち方を、ひとつでも多くの会社に手渡したい。ninoyaはそのための会社です。
