地方でフリーランスとして生きること

きついと思いながらも、私はなぜ挑戦し続けるのか

少し前に数年ブランクのある仕事を担当しました。

勘を取り戻せば大丈夫だろうと思っていましたが、甘かったです。いろいろなことを忘れ、時代の流れについていけていない自分を知り、とても焦りました。

 

 

みんなに迷惑をかけてしまう、声を掛けてくださった方への信頼を失ってしまう……と不安に押しつぶされそうな日々。
仕事を始めたばかりの頃は、自分にできる仕事がなくて、全てが挑戦で、今回のような気持ちになることも多かったのですが、そういえば最近はありませんでした。

夜寝てもすぐに朝がきてしまうような毎日は、正直、きつかったですね。
でも時間が過ぎ、振り返る余裕が出てくると、大変さよりも充実感のほうが残っていて不思議だなと思います。

業務の最中は何かを考える余裕もなかったのですが、今はこうしてチャレンジさせていただける機会があることがありがたいなと思いますし、挑戦しようという気持ちに自分自身がなれたことが嬉しいです。
10年以上仕事を続け、年齢的には40代へのカウントダウンが始まった今。改めて、今後も常に挑戦者でいたいと思いました。

 

苦労せずにできる仕事だけをやりたいと思った時期

私は仕事が好きです。それは仕事を始めた頃も今も変わりません。でもその気持ちが揺らいだ時期がありました。

大きな仕事が終わり、ポッカリと心に穴が空いたのです。想いが強かった仕事だったこともあり、燃え尽きたというのもあったのかもしれません。そしてそのタイミングで三女の妊娠が分かります。
「とにかく休みたい」という気持ちが強くなりました。専業主婦になりたいという気持ちはありませんでしたが、「仕事が好き」という気持ちがしぼんでいたのでしょう。

出産後、三女を保育園に預け、仕事復帰した後もなかなか以前のように仕事に積極的にはなれませんでした。気持ちがついていかないといった感じです。

誤解を恐れずに言えば、誰にでもできる仕事をやりたいと思いました(そんな仕事はないと今は思います)。自分から積極的に取り組むというよりも、言われことをやる、そんな仕事がしたかったです。ただ、強く意識していたわけではありませんが、フリーランスであることにはこだわり続けていたように思います。

 

「仕事が好き」だった自分に戻るために

一方で、こんな気持ちのままではダメだと悩み、抜け出す道を探していました。

積極的にセミナーなどに出掛けるようになったのもこの頃。

仕事が好きだった自分を取り戻したくて、キラキラと輝いていそうな人の話を聞きに行ったり、憧れだった人の話を聞きに行ったりしました。

人と会って話をするというのはすごいですね。たくさんのパワーをもらい、フリーランスの可能性を感じることもできました。
結局、仕事復帰してから1年ぐらい経過してようやく長いトンネルを出られた気がします。

これといった出来事によりある日突然変わったのではなく、徐々に徐々に復活した感じです。

セミナーなどでお会いした方からもらった力、お客様とのやり取り、ブログやSNSなどでお見かけする楽しそうに仕事をする姿、いろいろなことがあって、気付いたら以前のように心から仕事が好きと思える自分に戻っていました。

そして仕事復帰から3年が経ったぐらいから、「あなたにお願いしたい」と経験がない仕事に対して声を掛けていただいたときに前向きに考えられるように。

「そんな経験ないから、私にはとても無理」と即答せずに、一呼吸おいて自分と向き合えるようになりました。そして時間が許せば、「私が経験したことがあるのは、これとこれまでで、ここからは経験がないです」というのを丁寧に伝えた上で、それでもとおっしゃっていただけるなら、できるだけお引き受けするようにしています。

業務委託という立場で、挑戦させていただけるのはありがたいことです。私をよく知ってくれている人からの推薦なら、その気持ちを信用し、期待に応えたいと思うようになりました。

 

挑戦することで見えてくるもの

冒頭に書いた仕事では、本当に学ぶことが多かったです。

尊敬している先輩との久しぶりの仕事であり、客先にも同行させていただき仕事ぶりを間近で見ることができたのは大きな収穫でした。

自分では日々、一生懸命仕事に取り組んでいるつもりでしたが、先輩の細やかな気配り、積極的な提案、言いにくいことも相手を尊重しつつ伝える姿勢などを見て、私は甘いなと反省しました。

「継続は力なり」は真実だと思います。

でもそこに、少し新しいことを取り入れてみる、外からの刺激を加えてみると、驚くほどの学びと気付きがあります

仕事を始めて10年以上たつと、あれやりたい、これやりたいというよりも、なんとなく落ち着いてきがちです。気付かないうちに守りに入っていることもあります。特に日々の仕事が順調だと、あえて苦労したいと思わないのも正直なところです。

でも刺激を加え、それを受け入れることで、また次のステージにいけるのだと思います。
なぜ、私が挑戦し続けるのか……。
自分のやれることを増やしたい、今あるスキルをもっと伸ばしたいというのありますが、一番はこの刺激を得たいのでしょう。

誰も怒ってくれないフリーランスだからこそ、気持ちを引き締めてくれる新たな挑戦が私には必要です。

恥をかきっぱなしですが、だからこそ慢心せず初心に戻れるのが新たな挑戦でもありますね。

奥地 美涼

奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。

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