地方でフリーランスとして生きること

フリーランス・副業を辞める前に、考えてほしい仕事の選び方

フリーランスになろう、副業を始めようと考えている方にとって、最初に出会うクライアントがその後の人生を決めてしまう可能性があります。

ここで上手くいけば、「けっこういけるじゃん」と思え、次に進みやすいですね。
一方で、最初につまずくと、「自分はフリーランスには向いていないのではないか」「副業なんで無理だったんだ」そんな思考になるかもしれません。

でも、最初の出会いが良いものになるかどうかは、運の要素も大きいでしょう。
経験がない段階で、良いかどうかなんて判断がつきませんし、他の人にとって良い相手であっても自分にとってどうかなんて付き合ってみないと分かりません。

だから、最初のクライアントとの出会いだけで、「辞める」という選択をしてほしくありません。

 

クライアントからの評価とは?

相手(環境)が変われば、評価も変わります。
自身が感じる自分への評価も変わります。

自分が何気なくやっていたことでも、相手が変わるとものすごく評価されることがありますね。

そして、逆のパターンもあり、自分が得意だと思っていたことが、相手が変わると全く通用しないということも……。

たとえ良い評価がもらえなくても、上手くいかなくても、それはこの相手とは合わなかった、この仕事が合わなかったということにすぎません。

評価とは、そういうものです。

次の仕事の選び方

まずは、最初の一歩を踏み出した、挑戦できた自分を評価してほしいと思います。
やりたいと思っても、行動に移せない方もいますから。

そして歩みを止めるのではなく、次へ進みましょう。

反省すべきことがあれば、しっかりと向き合い、次の一手を考えます。

クライアントを変えて、同じ分野で再挑戦するのもいいですし、別の分野にするのも一つです。

例えば同じライティングの仕事であっても、クライアントが求めていることは違います。アクセス数重視の案件で上手くいかなかったら、自社では人手が足りないからブログの更新を手伝ってほしいといったことを重視しているクライアントを選ぶのもいいでしょう。

書くという仕事ができ、ライターとしての経験も積めます。

戦う場を少し変えてみるのです。
そして、そこで力をつければ、次のステップへ進めます。

複数のクライアントを持ってほしい

仕事に慣れてきたら、複数のクライアントを持つことをおすすめします。

前述したとおり、自分への評価は、その場の評価でしかありません。

1社としか付き合いがないと、自分の市場での価値を誤解しやすいです。

複数のクライアントと関係を持つと、自分を客観的に見やすくなり、自分に足りない部分が分かり、謙虚に必要な努力を続けていけるでしょう。
また最新のトレンドもつかみやすくなります。

私は自分の理想として、クライアントの目標を達成するために複数の手段を提示できる人でありたいと考えています。「自社にはこの方法は向かない」「こういう考えでいる」と言われたときに、それはダメだからと説得するだけでなくて、それも踏まえて次の一手を出せる自分でありたいです。

そういう意味でも複数のクライアントと付き合うのは効果的だと思っています。
同じクライアントとばかり付き合っていると、考えが固定化されがちですが、複数のクライアントと付き合うことで、多種多様な考え方を知ることができ、自分の引き出しを増やすきっかけになっているのです。

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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