やさしいWeb集客の話

良いライターの探し方や発注のコツがあれば教えてください

※本記事は #ninoyaTV – 005「良いライターの探し方や発注のコツがあれば教えてください」をもとに、読みやすく編集を加えた記事です。

 

大久保:皆さんこんにちは。ninoyaTV(ニノヤティーヴィー)司会の大久保です。

 

古越:古越です。

 

大久保:始まりました、ninoyaTV。記念すべき第5回です。あっという間ですね。

このninoyaTVでは、お客様からninoyaのホームページにいただいたWeb集客に関するご相談にお答えしていきたいと考えております。

――ということで、今日もお便りをいただいています。

良いライターの探し方や発注のコツがあれば教えてください。

社内でオウンドメディアを運営しています。一定の記事数を担保するために、ライティング業務を外注しています。よいライターさんを探すコツや、良質なアウトプットをしてもらう方法があれば、ぜひ教えてください。

 

古越:あるあるですね。大久保君の周りも、このご相談は結構ありますか?

 

大久保:たくさんありますね。メディアをやっている方からは、どうしても「よいライターさん紹介してくれない?」という問い合わせを受けることが非常に多いです。

 

古越:今日はライティング業務のアウトソースというところでお話ししていきたいと思います。

ポイント1 理想的な記事のイメージを明確にする

古越:まず1つ目のポイントとして、「よいライター」という表現がちょっと気になりました。「よいライター」といっても、実際にどんなメディアにしたいのか、どんな記事を入れるのが理想的なのかというイメージが描けていないと、なかなかそれに沿ったライターを探すのは難しいです。

今回のご相談は「よいライターを探したい」というところから入っているので、もしかすると、自分たちが「こういう記事を作りたい」、あるいは「こういうメディアにしたい」というイメージが描けていないがゆえに、「よいライターさんいないかな」という、フワッとした表現になってしまっているのかと思います。

どんな記事を作りたいかが明確になっていないと、それに合うライター探しもなかなか難しいと思うので、そこをまず明確にしてほしいというのがポイントですね。

 

大久保:確かにメディアごとにいろいろ特徴があります。一方、社長さんのインタビューで「オピニオンを社会に伝えたい」という記事とか、ソーシャルでたくさんシェアされる面白い系の記事とか、ライターさんの得意分野にもいろいろ種類がありますね。

 

古越:書いている記事も、検索流入をとりたいのか、SNSで反響を得たいのか、あるいは代表インタビューで商材を説明するPR的なものが欲しいのか。それによって、欲しい記事の内容や目的もかなり変わってくると思います。何を意図して作る記事なのかを明確にすることがポイントですね。

 

大久保:業界によってもだいぶ変わりますしね。

ポイント2 編集業務を誰が行うか

古越:そこを具体的にしていくために何をするかというのが次のポイントです。ここからはいわゆる編集業務という領域でして、知見がない企業さんだと「プロのライターさんにお願いすればよい記事を納めてくれる」と思いがちですけれども、もう一つ必要なのが「メディアをどういう方針でやっていくか」ということ。各ライターさんの個性やスキルを鑑みて、どういう記事を書いてもらうかという企画立てが必要なのです。この企画立ての部分を一般的に編集というふうに呼んでいます。

ライティングと編集を兼務できるライターはあまり多くないので、ここの編集機能がうまくないために単調な記事ばかり作ってしまうというメディアさんは結構あります。その場合は、編集業務ができるライターさんを登用していただくか、編集機能、編集的視点を社内の誰かに持ってもらうかを明確にすることで、よりよい記事を作る体制を作っていくことができますね。

 

大久保:僕もよくライターさんから相談を受けます。ライターさんもメディアの色を理解して書こうとするんですが、最終的にそれを載せるのはメディア側だと思うので、自社のコンセプトやメディアの色をちゃんと知った上で編集をする人がいないと、独自性のある、価値のある、そのメディアならではのコンテンツはなかなか出しにくいです。

 

古越: そうですね。

ポイント3 パートナーシップの視点を持つ

古越:3つ目のポイントですけれども、相談のなかで「外注」という呼称が出ているのが気になります。特にライターさんは気にされると思います。やっぱりメディア運営をやっていくということは、当然なかの記事を外部のライターさんに書いていただく訳です。これは、受発注の関係を越えてよいメディアを作っていくパートナーシップの関係だと思うんですね。

その関係性がないと、よい記事を作っていくのはなかなか難しい。やっぱり発注する受注するという関係性ではなくて「自分たちはこういうメディアを作りたい。こういうコンセプトでやっていきたい。だからあなたにこういう役割を担って欲しい」というふうにパートナーシップをとっていく。そのパートナーシップのなかで編集の観点をきちんと入れていく。そういうところが非常に重要になってくると思います。

うちの会社はライターさんから相談を受けることが多いですが、クライアントさん側が編集の視点を持っていないというところで、出す原稿に苦慮されるライターさんの相談もかなり受けています。「編集の部分は誰が持つのか」というのを、ぜひパートナーシップの観点からも考えていただきたいですね。

 

大久保:ありがとうございます。本日のninoyaTVは以上です。

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古越 幸太

「もともと何されてたんですか?」→「公務員保育士です」で、初対面の方でも5分は話せるのですが、次に続く鉄板の雑談ネタがないのがここ10年来の悩みです。

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