地方でフリーランスとして生きること

フリーランスが効率良く単価を上げるためのスキルアップ方法

今年も残すところ1カ月半となりました。3月に夫の転勤が決まり、突然のワンオペ育児がスタート。3人の子どもたちが「楽しく過ごせるように!」「それぞれがやりたいことができるように!」私が頑張らなくちゃと一人で勝手にプレッシャーを感じ、精神的にけっこう大変でした。

仕事の面では、自分の中で変革期にきていると感じた1年で、プレッシャーのかかるものが多かったです。楽しさと大変さが半々ぐらいで、この状態がいつもの状態になれば、何段か階段を上がれる、そんな気持ちで取り組んでいました。今もまだこの状態に慣れず、何回も深呼吸をして心を落ち着かせて仕事に向かう日もありますが、焦らず、まずは目の前にあることを確実に進められたらと思っているところです。

そして大きく変わったのが、朝のスキルアップの時間が取れなくなったこと。無理をして睡眠時間を削ると、身がもたないので、仕事の中で1つだけ自分に課しました。

 

効率良くスキルアップを目指す方法

依頼をいただいたときに、関連する書籍や最新の論文を読んだ上で対応すること。

当然、全ての依頼に対してこのようなことはできないので、自分が知識を増やしたいと思っている分野や業務に絞り、月に2つ程度の案件で、このような対応をしています。

インプットとアウトプットが同時にでき、知識が定着しやすいですし、納品物の品質も上がるので、一石二鳥。クライアントさんにも喜んでもらえ、仕事も増え、良い循環につながっています。

単価のアップも!

品質を上げられるようになると、当然単価が上がりますね。

例えば、1本1万円で執筆している原稿に対して、1万円の価値しか提供できなければ単価が上がることはありません。2万円に上げたいと思ったら、2万円の価値にする必要があります。単価は品質だけで決まるものでもないので、そう単純ではないですが、こうした努力は自分の財産になります。

……と言いつつ、私は自分から今の単価を上げてほしいといった交渉は、滅多にしません。これについては、いろいろな意見があると思いますが、単価を上げられるのは今の仕事ではなく、次の仕事。似たような別の案件についてご相談をいただいたら、自分なりに考慮した金額を提示するようにしています。

私の場合は、仕事を決める際、単価の優先度は3、4番目ぐらいなのですが、単価が上がればその仕事に掛けられる時間も増えて、自分の中での充実感が上がるなと感じています。ただし、仕事へのプレッシャーも上がるので、楽ではありません。

仕事もプライベートも、日々いろいろとありますし、予定外のことも起こります。それでも、今日もコツコツと自分ができること、すべきことをやるだけですね。

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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