地方でフリーランスとして生きること

フリーランスはクライアントからの評価とどう向き合うといいのか

相手からの評価によって、仕事が増えることもあれば、失うこともあるフリーランスの世界。

だから、喉から手が出るほど、良い評価が欲しいです。

でも、評価って水物なんですよね。

 

「評価」って何なのでしょう!?

自分が評価する立場に立って考えてみましょう。

例えば、待たずに食べられることがウリのファーストフード店で10分待たされると、「まだかなー」とイライラします。

一方、高級レストランで、料理が10分で出てきたら、どう思いますか?

私は、そんな場面に遭遇したことはありませんが、「本当にちゃんと作ったのかな」と不安になると思います。適度な待ち時間があったほうが安心しますね。
同じ10分であっても、行く店、つまり相手が違うだけで、印象が全く違うのです。

相手が変われば評価は変わります。同様に、環境が変われば評価は変わります。関係に区切りがついたときに決まるのが評価。悪い評価をもらい関係が終われば、評価もそこまで。でも、関係が続けば評価はプラスにもマイナスにも変動します。

 

自分への評価とどう向き合うといいのか

常に成長していたいと思う私ですが、同じ10分の待ち時間であっても、こんなに評価が分かれるなら、自分が苦手なこと、何かを犠牲にしないとできないことは、頑張らなくてもいいのではないかと思います。もちろん、苦手だけど克服したいなら、努力するのはいいでしょう。
でも他人の評価だけを気にして頑張らなくちゃと思うなら、思い切ってその努力をやめて、別の部分で勝負するのもひとつです。
例えば、できるフリーランスに共通することとして、よく挙げられるのが「メールへの返信の早さ」。この点が評価されているフリーランスの方もいらっしゃることと思います。

そうは言っても、集中して作業しているときに、メールが届くたびに対応していたら、集中力が切れてしまい業務が進まないなどと感じるなら、自分にそのまま取り入れる必要はありません。

相手に「この人はメールの返信が早い点がいいね」という印象を持たれたら、やめられなくなってしまいますよ。

メールへの返信はまとまった時間をとって、決まった時間に対応するほうが仕事を進めやすいと考えるなら、それでいいのです。

そういうやり方にマイナス評価をしない人が、あなたの別の魅力に気付き、集まってきますから。そういう人と仕事をすればいいのではないかと思います。
悪い評価をもらったら、それを伝えてもらえたことに、まずは感謝しましょう。厳しいことを言ってくれる人は、大事にしたほうがいいと思います。ただし、評価とは水物です。自分にどういう形で取り入れるのか、もしくは取り入れないのかは、じっくり考えることをおすすめします。

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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