地方でフリーランスとして生きること

フリーランスは、いかに自分事から切り離せるかがポイント

会社員は、一緒に仕事をする同僚がいて、トラブルがあれば助けてもらえます。一方でフリーランスは、基本的に自分ひとり。

対外的な目で見ると、会社員は会社の評価として見られ、フリーランスは個人としての評価になることが多いですね。会社員の場合はたとえ失敗をしても、給与が支払われ、来月の雇用が守られています。でもフリーランスは……。継続予定だった案件さえも、打ち切りになるかもしれず、死活問題です。

だから、無理をしがちなのは当然の流れとも言えます。

私は新卒でフリーランスになり、専門と言えるものがありませんでした。だから無理をしてでも、自分にできることがあれば、何でもやりました。そうしないと仕事がなかったから。

でも、この状態のままでは、限界がきます。

自分を守りたい気持ちが歯車を狂わせる

仕事ができると思うフリーランスの方は、相談上手であり、自分が何ができて、何ができないかを周囲に伝えられる人が多いです。

誰しも絶対にできないことであれば、何の迷いもなく相手にできないと伝えられるでしょう。

一方で、ちょっと頑張ればできることだとどうでしょうか。

例えば、デザイナーさんがサイトデザインに加えて、掲載用の文章を作っているケースを目にしたことがあります。デザインもライティングもプロとして担う覚悟があるなら全く問題はありません。でも、仕方なしにライティングをしているのであれば、立ち止まって考えてみませんか。

「できない」と言うと、他の人に頼むと言われてしまいそうで怖い、仕事ができない人だと思われるかもしれないという不安があるかもしれません。でもこういう気持ちになると、仕事の結果ではなく、自分事が強くなりますね。自分を守りたい気持ちが出ると、プロジェクトを成功させたい気持ちに陰りが出ます。

もう一つ例をあげます。ライターさんであれば、調べてもどうしても理解できないことがあったとき、うまくそれを避けて書こうとすると、仕事の結果ではなく、自分事が強くなります。もしここで、クライアントに相談ができると、より良い記事に仕上げられる可能性が高まります。相談相手が分かれば教えてくれるでしょうし、より専門的な知識を持つ人に取材させてもらったほうがよければ、そういう展開も考えられますね。

相談したからこそ生まれる次の一手があるのです。

仕事から自分事を切り離せると変わる

少し前に、「大勢の前で、赤入れされた原稿を返され傷ついた」という趣旨の声を聞きました。

赤入れは自分の力不足を目の当たりにすることも多く、凹む気持ちは理解できます。

でも、プロジェクトの成功にだけ気持ちを集中できているときはどうでしょうか。赤入れの結果、質が上がるのであれば、結果オーライ。時間をかけて赤入れしてくれたことへ感謝する気持ちが強くなります。

その上で、次こそは原稿の質を上げようと努力するのです。自分が書いた原稿だけでなく、他の人が書いたものへの赤入れ原稿も見ることができれば、自分に何が足りないのか、どういった視点が必要なのかなど、考えられる材料が増えますね。

もし、あの人より、赤が多い、少ないという視点になりそうになったら、冷静になり気持ちを整えましょう。

フリーランスは一人だからこそ、肩の力を抜こう!

フリーランスだからって何でも一人で頑張らなくていいのです。

ぜひ、深呼吸をして、勇気を持ち、肩の力を抜いてみてください!

私も自分事になってしまうことがありますが、今年は特に意識して、そういった気持ちを軌道修正できるよう努力しています。その結果、少しずつ仕事で良い流れが生まれてきています。

奥地 美涼

奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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