地方でフリーランスとして生きること

仕事上の辞めどき、辞め方はアイドルを参考に

私は辞めるのが苦手。退職代行が話題になるぐらいですから得意と言う人もあまりいないと思いますが、何かのご縁で繋がった方と長く一緒に成長していきたいというのが本音です。そして辞めた後に、自分がよりやりたいと思える仕事があるのか……という不安も正直あります。

でも、時には辞めることも必要だと、ここ1年ぐらいで実感することが増えました。

そこで、今回は辞めどきについて私なりの考えをまとめます。

 

「辞める」はネガティブなことではなく、次へのスタート

習い事が続かない、仕事が続かない、そんな風に解釈されることがある「辞める」という言葉。私はなんとなく先入観としてネガティブなイメージを持っていました。

でも、「辞める」ではなく「卒業」と置き換えるとどうでしょうか。

アイドルと呼ばれる人たちは、AKB48も、乃木坂46も、モーニング娘。も、全てが通過点であり、さらなる夢へ向け、巣立っていきます。学校の「卒業」も同様ですね。卒業には寂しさもありますが、楽しみ、期待もあります。

大人であっても、もっとこの「卒業」を意識してもいいように思うのです。

ある時、縁があって一緒に仕事を始めたけれど、時間が経つにつれて徐々に、お互いの成長スピードや夢、求めるもの、環境などは変わってきます。だから始まりがあれば「卒業」は必然なのだと私は考えます。

 

「辞めたい」ときに思い出してほしい言葉

「辞める」ことが頭をよぎったら、自分に尋ねてみてほしい言葉があります。

『他人は騙せても、自分は騙せない』

なぜ辞めるのかと聞かれたときに、理由を並べることは難しくないでしょう。「それなら仕方がないね」と納得してもらえることのほうが多いと思います。

でも、自分自身はどうでしょうか。

きちんと納得できているのか、後悔しないのか、考えてみてほしいと思います。

私の場合は、たくさんの理由が思い浮かぶときは、辞めどきではないことが多いです。「これ、ただの不満だよね」「改善できるように動くのが先だよね」という結論に達します(不満であっても、辞めどきに該当することもあります)。

「辞めどき」は、一言でいうなら次のステップに向かいたいとき。

そして辞め方も大事だと思います。「今回で辞めます!」ではなく、多くのアイドルと同様に宣言から卒業までは、ある程度の時間があったほうがベスト。周囲にとっても、一つの節目になるかもしれない卒業です。お互いが次のステップにいけるように相談して卒業を迎えられるといいですね。

 

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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