地方でフリーランスとして生きること

やらないことを決めると良い循環が生まれる

フリーランス向けのメディアが増え、ネットで検索をすると多くの情報が得られるようになってきました。何か調べたいことがなくても、FacebookやTwitterで流れてくると、ついつい読んでしまいます。

確かに、どの情報も参考になりますし、気付きがあったり、やる気につながったり、反省したり、読むことで何か得られるのも事実でしょう。一方で、あれもやらなきゃ、これもやった方がいいよね、とお腹いっぱいになってしまうことも……。

情報が溢れている今は、やることを決めるよりも、やらないことを決めることの方が大事だと私は思います。自分には自分のペースがあるはずです。

 

やらないことを決めよう

自分がちょっとしんどいな、自分のペースを乱されているなと感じたら、やらないことを決めるタイミングです。

私の場合は、ここ数カ月、スマホに届くチャットなどの通知に少し疲れ気味でした。

メール、Slack、チャットワーク、LINE、Workplaceなど、クライアントに合わせて連絡手段も増え、通知が届く曜日や時間帯もさまざま。通知が鳴れば、内容が気になり、手が止まります。連絡待ちのときは特にスマホが気になりますし、仕事の相談があれば、お受けするにしろ、お断りするにしろ、先方にとって早めの返答が助かるはずと思うと、作業を中断して返信することになります。

そんなことをしていると、あっという間に1時間が経過し、この時間にやろうと思っていたことが進まず……。

一度途切れた集中力を戻せない日もありました。

以前は、ある程度、連絡対応の時間を決めていたのですが、いつの間にか連絡手段が増え、スマホにアプリを入れていることもあり、そのライン引きが曖昧になっていたようです。

急ぎの対応が発生する可能性があるクライアントさんには、自分の携帯番号をお伝え済。そう考えると、急ぎであれば、お電話をいただけるでしょうから、連絡のタイミングを決めて対応することで問題はないのです。今は、一日のスケジュールの中で、「メールチェック」という時間を設けて対応しています。

断捨離をして厳選すると、仕事が増える

「仕事が欲しかったら、こうすべき」「こうした方がいい」といった情報も多いですね。多くの場合は、やらないより、やった方がいいことなのでしょうが、少し落ち着いて、やることのデメリットも考えてみてはいかがでしょうか。

人によって、何が良いか、何が悪影響を及ぼすかは異なります。

自分に取り入れるときは、まずはやってみる精神で始めても、途中で振り返りの機会を持ち、自分にあった方法にカスタマイズしていけるといいですね。

実は、「ミニマリスト型フリーランスを目指して!仕事環境を変えてみた」でご紹介した物理的な仕事環境の見直しが、自分にすごく合っていて、仕事スタイルをよりシンプルに!が最近の自分のテーマです。

「やらないこと」を決めるなど、意識して断捨離を行い、厳選した大切な物・者に囲まれる生活を送っていると、それに合う仕事ばかりが増えてきています。

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奥地 美涼

都会で働くキャリアウーマンを夢見て東京の大学院に行ったものの、企業に就職することなく、2005年から故郷である鹿児島でフリーランスという形で仕事をしています。地方に住みながらも約7割のお客様は関東の会社です。ライター業からスタートして、今はWeb関連の業務を主に担当しています。仕事に関するご相談は、HPの「実績&お問い合わせ」、あるいはTwitterのDMよりご連絡をください。

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